MC68000 Maniacs!
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MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



かなり以前から(2年前)捜索していた,スピタル製のX68000用マウス「SYGNAS」を入手しました。X68000現役時代に「破損」させて以来,再び入手する事がなかった 個人的「幻のアイテム」であります。いや~・・・これは嬉しいですよ(嬉)。以前の記事にも書いていますが,X68000用マウス初のサードパーティ製品で,分解能を 400dpi/300dpi/200dpi/100dpiの範囲で任意に切り替える事ができ,「ターボボタン」なるスイッチを操作することで一時的に 800dpiまで加速できるスグレモノ。その他にも「手ブレ防止機能」などを備えており,もはや(当時としては)オーバースペックとも思える高機能マウスなのです。

X68000純正のマウスはポインターの動きが非常に重く,様々なドライバーソフトによってチューニングが成されてきました。しかしながら「SYGNAS」の場合,ハード的に分解能を切り替えるため特殊なドライバーソフトは不要。通常時に分解能400dpiで使用できるのは非常に快適です。自分の場合「ダンジョンマスター」や「パワーモンガー」など,マウスオペレーションのゲームに大ハマリしていた時期があったので,SYGNAS は必須アイテムでした。特にダンジョンマスターでは「閉じている扉」に向って ひたすら「剣や斧」を投げつけ,跳ね返って足元に落ちた剣(斧)を拾ってはまた投げ・・・を繰り返すことで 腕力や忍者スキルを鍛える「小技」があったので,反応が軽いマウスほど効率的なのです(笑)。

十数年ぶりでの使用感は やはり快適そのもの。(≧∇≦)
これを使ったら純正には戻れませんよ。

今回は久々の 某大手オークションサイト でのお買い物でした。モノがモノなので少々高額になっても競り落とすつもりでしたが,思いのほかライバルは少なかったのでラッキー。しかし届いた商品は,お約束通りの「破損品」。マウス内のローラーが1個外れていて,箱から出した時点で「カラカラ」と異音を発していました。緊急手術でマウス本体をオープンしてみると,外れたローラーと折れたプラスチックの破片がパラパラと・・・(!)。これは終わってると思いましたが,幸運にもローラーはただ外れただけでマウント部分に破損はなし。折れたのは,X68000本体とマウスの接続ケーブルを マウス内で固定しているパーツの一部分のようでした。ケーブルがマウスから抜け出てくる事はないので,外れたローラーを復元しただけで 普通に使用できるコンディションに復活しました。破損原因は,前オーナーが「マウスケーブルを強く引っ張った」事によるものだと思います。やはり落下させたか,強く引っ掛けて ふっ飛ばしたんでしょうね。

とりあえず,使えるようになったので良かったです。
ノークレーム・ノーリターンを使った,巧妙な「罠」に皆さんもハマらないように。


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