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出そうで出なかった「新型PlayStation3(CECH-2000A)」が発売されました。

新型はとにかく「小さい」ですね。ウチはずっと初代機(CECHA00)でしたから,2代目(CECHH00)が結構小型化されていたのに気付きませんでしたが,今回の新型はあからさまに小型化されています。光沢仕上げだった本体もマットな質感のプラスチック素材(?)に変更され,タッチセンサー式だったボタン類も機械式に変更。USB端子も4系統から2系統に変更されており,カードリーダー類も非搭載。コストダウンのための徹底的なダイエットが敢行された感じですね。まあ,PS2のときも 初代機には余計なものがいろいろ付いていましたしね(笑)。

性能的には,Cellプロセッサが45nmプロセス版となり,消費電力が初代機(90nm)の約半分(!)に。発熱量も大幅に低減。これは・・・羨ましすぎます。HDD容量もデフォルトで120GBが搭載されており,あまりヘビーなユーザーでないなら HDD交換は不要かもしれません。ゲーム機として やっと一般的な価格になりましたが,BDプレイヤーとしても,かなり「安価」な製品だと言えますね。気になるのは,今回も復活しなかった「PS2対応機能」。PS3の不振は,価格だけではなく 早期に切り捨てられた「互換機能」にあるんじゃないかと思います。あれだけのソフトウェア資産を新型機で利用できないのはツラい・・・。他社はすっかり「過去のソフトウェア資産をダウンロード」商法を確立していますし,PS1のソフトだけじゃあ弱すぎます。しかし,これだけコストダウンしてしまったら,完全に復活の道は絶たれたと思った方が良さそうですね・・・。

省電力&発熱量低減は魅力ですが,やはり初代機のPS2互換機能は捨て難いところ。
自分は「新型PS3」の購入は見送ります。

そういえば,公式サイトをみると PS3のロゴが「PLAYSTATION3」ではなく「PlayStation3」に変わっています。当時の社長さんが「今までのPS,PS2はプレイステーションの完成形ではなく,PS3が完成形」なので大文字標記に変更した・・・と説明していたハズですが,今回の「PlayStation3」は,当時の社長さんの言葉からすると 未完成の状態に戻ったって事ですか(笑)。まあ,他製品と表記を統一するため・・・って理由は理解できますが,だったら「PlayStation」が未完成だという発言は撤回すべきでしょう。

これもきっとコストダウンの一環なんですよね。
つまり「PS2のロゴ」の「2」だけ替えて流用できると(笑)。

印刷代は安くなるのかしら。(≧∇≦)


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