MC68000 Maniacs!
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今回復活を遂げた「ClassicII(2号機)」は,漢字Talk6.0.7搭載機です。先代の「Classic」時代から環境を引き継いで使用してきており,かれこれ16~17年くらいの付き合いになります。HDD(正確にはCFカード)内は かなり古いソフトウェアが占拠しているので,こういったレビューのネタには困らないのですが,何故か今まで「DA(デスクアクセサリ)」関連の記事だけ殆ど書いていない状態でした。DA管理ソフトの「Suitcase」を一度だけ書いた事がありますが,DAそのものの記事は一つもありません。

という事で今回は,長年お世話になっていた「MaxFiles」を紹介します。

「MaxFiles」は,DA形式のファイラーです。初期の「Finder」は基本的にシングルタスクだったので複数のアプリケーションを切り替えて使う事ができませんでした。ただしDAに関しては他のアプリケーションとの同時実行が可能であったため,他のアプリケーション利用中でのファイル操作に「MaxFiles」が活躍してくれたのです。漢字Talk6.0.7 では「MultiFinder」によるアプリケーションの切り替えが可能なので あえてDAを使う必要はないのですが,Classic のようにメモリが4MBしかないような環境では,あえて「Finder+MaxFiles」の環境を使ったりしていました。

使用できる機能は以下のとおり。

・ファイル/フォルダのコピー,移動,削除
・ファイル/フォルダ/ディスクのリネーム
・ファイル/フォルダ/ディスクに関する情報の表示・変更
・フロッピーディスクのフォーマット,イジェクト
・新規フォルダの作成
・各種条件でのファイル検索
・アプリケーション/ドキュメントの実行
・ドキュメントのオープン
・システムフォルダの切り替え
・再起動/シャットダウン
・空きメモリの常時表示/空きメモリの最適化

いろんな機能が詰めこまれているので,MultiFinder環境であっても利用価値は十分あります。
システムフォルダの切り替えや,空きメモリの最適化の機能が搭載されているのが非常に便利です。
いまだに配布しているところがあるみたい。

特に非MultiFinder環境では,必携といっても良いツールだと思います。


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