MC68000 Maniacs!
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昨年12月末で生産が終了してしまった「PlayStation2」。全世界で1億5000万台も出荷された大ヒットゲームマシンであります。発売以前からその性能の高さが注目され,特にPS2の発表会で公開された「FF8のスコール&リノア」のダンスシーンをリアルタイム演算で再現したデモ映像は,まだ初代PSしか知らなかった自分たちにとってかなりの衝撃だった事を覚えています。また,初代PSからの上位互換性を確保していた事も革新的で,初代PSの大量なソフトウェア資産をそのまま利用できたのは,PSユーザーにとっては本当に嬉しい事でした。個人的には「DVD再生」に対応していたのも嬉しかったですね。PS2が発売された頃(2000年頃)は,DVDが普及し始めた頃だったので,安価にプレイヤーが手に入るのは非常に有難かったです。

などど書いていますが,自分はそれほど「PS2」を活用していた訳ではありません。購入こそしましたが,ローンチタイトルの「リッジV」以外にはあまり興味のあるタイトルに恵まれず,購入したソフトの総数は20本ちょっとくらいだったと思います。初代PSのソフトが現在でも40本以上手元に残っている事を考えるとよっぽど買ってないですよね。原因は,1998年あたりからハマッた「Ultima Online」にあります。この頃の自分はどっぷり「MMORPG」に傾倒してしまっていて,コンシューマ機はあまり触らなくなっていました。PS2については,外付けHDDを増設し「FF11」専用機として使用。それ以降は殆どソフトを買っていません。

その後「PSX」に買い替え,最終的に初代PS3のPS2互換機能に乗り換えました。手元に残っていたソフトは僅か10本程度でしたが,最近になって,当時購入しなかったソフトをいくつか買い集めたりしているので,手元にあるソフトは20本程度まで増加。初代PS3の恩恵により,メモリーカードデータを全てPS3のHDD上で管理できるうえ,ゲームディスクは手持ちのものを使えるので,気兼ねなくプレイができます。やっぱり「上位互換」は必要ですよ。

今や上位互換は「あたりまえ」になりつつありますが,現在の「PS3」においては,上位互換は非常に中途半端に扱われいるように思います。いまさら手持ちのソフトウェア資産を互換利用できなくする・・・ってのは,ユーザーに対して随分と厳しいのではないでしょうか。次世代機「PS4」についても,PS3規格のゲームは「ストリーミング」による提供だ・・・という話が出ていますよね。これって手持ちのディスクは使用不能で,ストリーミングは有料って事なんでしょうね。ソフトウェアのダウンロード流通を主流としたいソニーさんの意図もあるのでしょうが,あれだけ物理的な「ゲームディスク」を売っておいて,新プラットフォームで遊ぶためには「別途購入」が必要って事であれば,それはあまりにも酷い。

そういうお客さまは「PS3」をお買い上げ下さい。
って事ですか?ソニーさん。


(私信)
 O橋君。当時君からもらった「DOA2」のメモリーカードが発掘されました。
 中身は・・・アンダーグラウンドなデータのままだったよ。


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