MC68000 Maniacs!
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今でこそ頻繁にアニメを観ている自分ですが,学生の頃はあまり観ておらず,レンタルで借りてくるタイトルもほとんどが洋画系。仲間内にはアニメ映画のビデオソフトを個人で持っているような奴が何人かいましたが,当時のビデオソフトはめちゃめちゃ高価だったので自分に手が出せるはずもなく,主に漫画本を中心にした生活でした。そんな自分を本格的なアニメ好きにさせたのが「機動警察パトレイバー」というタイトル。ゆうきまさみ(原案,漫画),出渕裕(メカニックデザイン),高田明美(キャラクタデザイン),伊藤和典(脚本),押井守(監督)という今となっては凄まじいメンバーで構成された「ヘッドギア」が製作した作品で,アニメ版と漫画版が別々に描かれていました。当初は漫画から入りましたが,OVAとしてリリースされた初期の7作品は,他作品とは一味違った「リアルな近未来」を描いたコメディタッチの作品になっており,かなりハマりました。

今回の「EARLY DAYS」は,その初期7作品をHDテレシネしてBD化したものです。
過去に「LD版」も買っているのですが,画質の向上具合はなかなからしい・・・って事だったので,
遅ればせながら入手してみた次第。(発売は2010年(笑))

前述のとおりハマりにハマッた本作品。とにかく衝撃的だったのは第5話と第6話の「二課の一番長い日」です。前後編に分かれている若干ロングなお話。コメディタッチに始まった物語は中盤から一気にシリアス化。後藤隊長と敵(?)リーダー甲斐との精神戦がシビレます。この流れは後の劇場版にも引き継がれていて,特に「劇場版 機動警察パトレイバー2」とは,自衛隊がクーデターを起こす・・・という点で共通しています。自分がハマッた「リアル」とはまさにこの事です。劇場版についても例外なくハマりました。レイバーの活躍シーンが少ない・・・という意見もあるようですが,自分は大好きです。

この話は「劇場版サイズ」で観たかったなあ。(≧∇≦)
いやあ何度観ても面白い。


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