MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
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PSP版の「X68000エミュレータ」があるとコメントを頂いていたのでちょっと試してみました。

PX68K」というエミュレータで,PSPで動作させるためにはお約束どおり「CFW導入済みのPSPが必要」になります。CFW・・・なんだか本当に久しぶりな響きです(笑)。PSP-1000~PSP-2000の頃はかなり頻繁に弄りまくっていましたが,PSPgoをゲットしたあたりから急激に触らなくなり,最近は触るどころか「PSP自体を立ち上げなくなった」ので,最後にCFW関係を触ったのはもう2年も前になりますね。導入方法やら使い方やらはすっかり忘れちゃいました。PSP-3000に「LCFW6.60 PRO-B9」を入れたまま凍結状態になっていたので,とりあえず・・・これに入れてみます。

まずは,PC上に適当なフォルダ(例:\PX68K)を作成し,エミュレータ本体ファイル(EBOOT.PBP)と,起動したいディスクイメージファイル(~.XDF)を入れます。次に,サブフォルダ(\.keropi)を作成し,フォントデータ(cgrom.dat)とBIOS ROMデータ(IPLROM.DAT)を入れます。最後に,PX68KフォルダをCFW機のメモリースティック上の「\PSP\GAMEフォルダ」にコピーして,CFW上から実行するだけです。「LCFW6.60 PRO-B9」の場合は,PSP起動後に一旦「Fast Recovery」でCFW化してから実行する必要があります。

システムディスクイメージを使ってチェックしたところ,しっかりと起動しました。PSPで見る「X68000」の画面はなかなか新鮮ですね。まだ「マウス操作非対応」との事で,VS2.Xを起動させたら脱出不能(笑)になっちゃいました。課題は・・・処理速度でしょうか。コンソール画面から「DIR」コマンドを入れただけで「処理の遅さ」が体感できます。こりゃあゲームがまともに動くスピードじゃありませんね(汗)。メモリ容量も「1MB設定」のようなので,現時点では動かせるディスクイメージにも制限があります。・・・道のりはかなり厳しそうです。

過去にMacintoshエミュレータ「BasiliskII for PSP」がかなりまともに動いていた事を考えれば,
処理速度アップは不可能ではないと思います。今後の進化に期待しています。(≧∇≦)


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