MC68000 Maniacs!
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たまにはファミコンネタをシリーズで。今回はSNKの「怒 IKARI」です。

「怒 IKARI」は,1986年にSNKから発売されたアーケード向け縦スクロールアクションシューティングゲーム。マシンガンを装備した上半身裸の主人公が単独で敵陣を中央突破するランボー的な内容のゲームで,当時「ループレバー」と呼ばれた特殊なレバーで操作するのが特徴です。ループレバーとは,アーケード筐体の8方向レバーの先端(玉の部分)が「八角柱」の形状になっていて,その部分を「左右にくるくると回す」事ができる構造もの。回転させる事でゲーム中の主人公キャラの攻撃を8方向に撃ち分ける事ができます。「フレンドリーファイアー」が有効なゲームなので,2人同時プレイ時,両プレイヤーが共に戦車を獲得したり,手榴弾を投げまくったりすると,かなりカオスな状態となりますが,それがこのゲームの「味」なので,仲間は「できるだけ」攻撃しないようにしましょう(笑)。

ファミコン版は,K AMUSEMENTS LISINGから発売されました。かなり頑張った移植ではありますが,さすがにループレバーの操作性を再現・・・というレベルまでは到達できていません。敵キャラの登場数が段違いに少ないのにスプライトの点滅頻度が多く,敵弾と自分の弾が「同じ」なので非常に見辛くなるシーンがあります。ですが,ファミコンというハードの制約を考えれば,ここまで再現できていれば及第点・・・という気もします。ザコ(敵兵士)が想像以上に強く,特に左右に進路を変えながら歩いてくるヤツが厄介。敵弾はもちろん敵兵士に接触しただけでミスになるので,横長画面のファミコン版は戦車を獲得するまでの序盤が結構厳しいです。中盤からは敵戦車も登場するので戦車は必須アイテム。注意すべきは,被弾した際の「戦車からの降り方」。乗る時はBボタン(手榴弾)でしたが,降りる時はBボタン+Aボタンの操作が必要なようです。さらに言えば,Bボタンを「押してから」Aボタンを押さないとダメっぽい感じ(笑)。

めんどくせえ仕様。(´・ω・`)

自分の場合,アーケード版が全然ヘタで,画面左右が石造りの建物になっていて,矢を撃つ石像(?)が置いてあるエリアまでしか到達した事がありません。ファミコン版は今回が初プレイでしたが,1つめのゲートを越えて「自走地雷」が出てくるあたりでゲームオーバーでした。もうちょっと頑張れそうな気がしますが,Wiki曰く「原作の3倍以上のマップの長さ」があるとの事なので,クリアするのはちょっと厳しそう。コンティニューの裏技(ゲームオーバーの表示が出る前に A,B,B,Aの順にボタンを押す)を使えば,ゴリ押しで最後まで進めることはできそうですけどね(笑)。


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