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「怒 IKARI」シリーズの最後は,何故か格闘アクションになってしまった「怒III」です。

アーケード版「怒III」は,1989年頃にSNKから発売された縦スクロールアクションゲーム。海外版のみの発売だったようですが,国内にもいくらか流通していた様子。自分はゲーセンで一度もプレイした事がありませんでした。ゲームバランスが非常に問題だったようで,あまり良い噂は聞かないゲームですね・・・。前作前々作のファンだった自分からすれば,3作目でいきなり「肉弾戦」になった理由を教えてほしいものです(笑)。といいつつも,ループレバーの格闘アクションも面白そうだな・・・とか,当時は密かに期待していたりしたのですが,実際のゲームにはループレバーが採用されなかったうえ,地元では一切遊ぶことができませんでした。これ以降,SNKはネオジオ時代へと入っていき,自分がSNKのゲームをプレイすることも無くなることになります。

当時,ネオジオ本体を所有している友人が一人いましたが,家に遊びに行ってもほとんど触った事はありませんでした。とにかくネオジオという機械が性に合わず「ASO II」や「BLAZING STAR」といったシューティングゲームも全くといって良いほどプレイしていません。自分がSNKのゲームをあらためてプレイするようになったのは,2011年4月頃に発売されたPSP用「SNK Arcade Classics 0」購入以降です。ネオジオ作品に関して言えば,2012年12月頃に発売された「NEOGEO X」購入以降になります。

ファミコン版「怒III」は,前作,前々作と同様にK AMUSEMENTS LISINGからの発売です。主人公は相変わらずラルフ&クラークのコンビではありますが,繰り出せる攻撃はパンチ(Bボタン),キック(Aボタン)といった格闘技のみ。ボスで登場する戦車相手に銃で戦うシーンこそありますが,基本的には格闘アクションゲームです。敵兵士(ザコ)は,フォーメーションを組んで一定数同時に登場する事が多いうえ,中にはパンチを10発くらい打ち込まないと倒せないようなヤツもいるので,出現パターンを把握して攻撃順序をきっちり決めておく必要があります。ジャンプキック(A+Bボタン)が結構強いので,普通のザコにはジャンプキック,固いザコにはパンチ連打でOKかと。攻撃が当たるタイミングが掴めれば,かなりサクサク進められると思います。「怒 IKARI」シリーズとして考えると違和感しかないゲームですが,普通の格闘アクションとして考えれば,予想以上に遊べるゲームになっています。

敵が大量にいるエリアの直前で手榴弾が手に入ったり,爆発するドラム缶が配置されていたりと,
このシーンでやるべきことのヒントが画面上に用意されている事もあるので,じっくりプレイすれば突破口がみつかる
タイプのゲームです。人型のボスキャラは攻撃連打でハメ殺せるっぽいので,ザコ処理さえ問題なくこなせれば
十分クリアできそうな気がします。残機×3人とコンティニュー×3回あればなんとかなるでしょう。


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