MC68000 Maniacs!
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ローンチタイトルではありませんが,本体発売の翌月(11月)に登場したメガドライブ3本目のソフトが「獣王記」。そもそも,ローンチから1ヶ月経過した時点でソフトが3本しかなかったのはちょっと驚愕です(笑)。「獣王記」は,1988年6月にセガから発売された,アーケード用横スクロールアクションゲーム。・・・魔神にの手により地底界が占領され女神アテナが拉致された。主神ゼウスは娘であるアテナを救うため,石に封じ込めていた獰猛な種族「獣人族」を蘇らせた。ゼウスは蘇った獣戦士に「地底界へ赴き,女神アテナを助け出せ」と命じ,戦場の入口へと送り込んだ・・・というなかなか無茶な物語が背景にあるゲームです。物語を細かく読み込んでいくと「神々がこれ以上の手出しをするならアテナの身は保証しない」と脅されていたことが書かれているのですが,だからといって獣人族を蘇らせて戦わせてなんとかなる話じゃない気がしますよ。結局,神々からの指示には違いない訳ですし。おとなしく相手をしてくれた魔神GJってところでしょうか(笑)。メガドライブ版は同年の11月に発売されており,特に「Genesis版」の認知度が高く,WiKi曰く最終的に「140万本」のセールスを記録しているのだとか。全世界での売上げ本数とはいえ・・・このゲームそんなに売れたの??

この頃のセガゲームは,特にビジュアル面について「独特」なセンスになっているものがあって,個人的には非常に嫌っていました。具体的に言えば,本作「獣王記」や「ゴールデンアックス(初代)」,「エイリアンストーム」などですね。「獣王記」に関して言えば,主人公の印象が薄く,見た目がかっこよくないのでゲームをプレイしてもテンションが上がりません(笑)。せめて獣人に変身後は劇的にかっこよくなるのであれば救いがあるんですが・・・狼と竜はまだ良いとしても,熊と虎はなんとかならなかったのか。熊は変身に緊張感が全くないし,虎は前身タイツのタイガーマスクにしか見えない。変身前に至っては単なるモブキャラ。そこにアクの強いザコキャラが押し寄せる訳ですから,これでテンションが上がる方がどうかしているかと。

ゲーセンでもほとんどプレイしたことがないので,今回がほぼ初プレイと言っても良いような状態。メガドライブ版については完全に初プレイです。慣れるまでは非常に「間合い」が取りづらく,なかなか攻撃が当たりません。ザコの出現パターンをきっちり覚えないと,残機制+ライフ制のシステムにもかかわらずあっという間にゲームオーバーになっちゃいます。ラスケルトウルフ(白い双頭の狼)を倒すと出現する「スピリットボール」を取れば徐々に攻撃のリーチが長くなっていくので,ラスケルトウルフの出現位置と行動パターンを優先的に覚えるのが良いと思います。スピリットボールを3つ取ると「獣人」に変身できますが,変身できる獣人はステージ毎に固定です。(狼→竜→熊→虎→金狼の順)

とりあえず「熊」の変身まで見れたので満足。相変わらずテンションが上がらんゲームですな。(´・ω・`)
・・・まあ,メガドラ版はちゃんと箱・説明書付きの中古品を探して買いましたが(笑)。

なんだかんだで2時間以上遊んでいたことは秘密です。(≧∇≦)


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