MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



「ゲバラ」は,1987年にSNKから発売されたトップビュー型のアクションシューティングゲーム。キューバ革命で知られる歴史上の人物「チェ・ゲバラ」を主人公としたゲームで「ループレバー」を採用しているシリーズのひとつです。
1P側がゲバラで,2P側はフィデル・カストロ。敵はバティスタ政権という,こんなの勝手に作っていいのか??とか思っちゃうような中身になっていて,敵の罠や待ち伏せは当たり前。序盤から人質を盾にして陣形を組んでいたりして,難易度は極めて高いです。人質を救出できればスコアが加算されますが,誤って殺してしまったりすると減点される鬼システムも採用。ゲーセンで現役の頃,ひたすらプレイして1コインで4面まで到達しましたが・・・結局クリアはできなかったと記憶しています。本当に難しいゲームで最初はめちゃめちゃ苦労しましたが「基本的に人質は見捨てる」方針に切り替えたら,攻略がだいぶ楽になった気がします(笑)。かなり評判が悪かったゲームですが,遊び方次第では十分楽しめます。

ファミコン版「ゲバラ」は,1988年にSNKから発売になっています。ゲーム内容は,同社の「怒」をそのままバージョンアップしたような感じで,基本武器はマシンガンと手榴弾。当然ループレバーはありませんが,原作と比較して主人公の移動速度がだいぶ速くなっていて,武器も連射が可能でバリバリ撃てます。「貫通弾」や「炸裂弾」など強力なパワーアップアイテムが序盤から多数出現し,そのうえ弾数制限がないので,好きなだけ撃ちまくれるのはかなり爽快です。この操作性の良さは,ファミコンの他のシューティングでもあまりないと思います。ただし・・・撃ちまくってガンガン進もうとすると,敵の巧みなフォーメーション攻撃に翻弄されて,あえなく死亡・・・という事になっちゃいます。人質を餌にして敵が隠れていないか?横道から敵が飛び出してこないか??など,ひたすら疑いながらジリジリ進むのがこのゲームの遊び方です。コンティニュー回数に制限がないので,粘ってプレイしていればいつかはクリアできると思います。

基本的に,罠や待ち伏せをかわしつつ進む→敵が大量に出現して囲まれる→再び進む・・・の繰り返し。
敵が大量に出現するシーンでは後方からも遠慮なしに敵がくるので,きっちりとパターンを作るのが良いかと。
しばらく進むとステージボスとの一騎打ち。倒すとステージクリアになります。

昔,友人から「トロッコで走るシーンに無茶な回転処理が加えられていて面白い」という話を何度も聞かされていたので(笑),無茶な回転機能を搭載したゲーム・・・という認識しかなく,今までファミコン版「ゲバラ」はプレイした事がありませんでした。先日,ゲームレジェンドで遠征した際,秋葉原(だったと思う)で偶然プレイ映像を観て「これは良い出来のゲームだ」と確信。早速購入した次第。購入は意外にも地元です。傷・汚れ少なめ&シール剥がれ等なしの裸ROMで価格は3,800円。それなりに安いかなと思ったんですが,実際はどうなんでしょう。

トロッコのシーンは・・・確かに無茶な回転機能でしたね(笑)。(≧∇≦)


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )