MC68000 Maniacs!
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「ガーディック外伝」は,1988年2月にアイテムから発売されたファミコン用アクションシューティングゲーム。開発は「ザナック」でお馴染みのコンパイルが担当しており,その関係からか,ゲーム内容はコンパイルが開発したMSX用シューティングゲーム「ガーディック」の外伝として位置づけられています。ゲーム内容としては,まずはアクションパートにて見下ろし型のマップ内を探索し,シューティングパートへの入口(コリドール)を探します。道中を十分に探索し,封印を解除しないと中に入れないコリドールもあるので注意。シューティングパートで使用できるアイテムを発見できる場合もありますし,獲得スコアによってライフゲージが伸びたりするので,面倒がらずにマップは隅々までまわるほうが良いかと。コリドールに入ると,一気にシューティングパートに切り替わり,どことなくザナック臭のする高速スクロールの縦シューが展開されます。コリドール内のボスを倒せばクリアとなり,アクションパートへ戻ります。

コンパイルが開発した縦シュー・・・というキーワードだけで中古品を買ってきましたが,アクションパートも全方位型のシューティングゲームになっていて,それなりに楽しめる完成度になっています。ただ,アクションパートに期待感があった訳ではなかったので,どうしても蛇足に感じてしまいますね。パスワード入力画面にて「えいえるじい」と入力すれば,シューティングパートのみを連続でプレイできるモードに入ることができるので,自分は専らこのモードばかりプレイしています。

シューティングゲームとしては,ザナックと比較すると少々雑な感じが否めませんが,自機がライフ制だからか,敵の攻撃がだいぶ厳しくなっています。ボスの攻撃パターンも同様に厳しく,当たり前のように体当たりをかましてくるので序盤のステージから全く気が抜けません。敵弾を被弾するよりも敵本体に激突する方がだいぶダメージが大きいようなので,体当たり回避を念頭においてプレイするのがクリアへの近道だと思います。少々雑・・・とは書きましたが,ファミコンのシューティングゲームとしてはかなり遊べる方かなと。

裸カートリッジであれば,中古価格はそれほど高くないのでお薦めです。


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