MC68000 Maniacs!
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「ザ・スーパー忍II」は,1993年7月にセガから発売されたサイドビュー型の横スクロールアクションゲーム。1989年発売の「ザ・スーパー忍」の続編になります。・・・前作で悪の巨大組織「NEO ZEED」の壊滅に成功した伝説の忍者「ジョー・ムサシ」。彼の前に再び巨大組織が立ち塞がります。倒したはずの敵組織の「統領」は,実は真の支配者の影武者に過ぎなかったのです。壊滅したかにみえた「NEO ZEED」は真の支配者「シャドーマスター」とともに復活を遂げ,再び仇敵ジョー・ムサシに挑戦状を叩きつけてきたのです・・・。非常にありがちな影武者&真のボス的展開(笑)ですが,前作から3年半。メガドラ中期に発売された作品だけあって,アクションゲームとしての完成度はかなり高く仕上がっています。前作の若干おかしなテンションがだいぶ修正され,シリアスな「アメリカンニンジャ」ものになって帰ってきました。

基本的に覚えゲー&死にゲーなところは前作からなにも変わっていません(!)が,ダッシュやダッシュ斬り,飛び蹴りなどの攻撃アクションの他,三角飛びで壁を登ったり,空中に張られたロープにぶら下がって移動するなど,その他のアクションも大幅に追加され,前作と比較してかなり多彩な戦い方が可能になりました。従来の「八双飛び」と「八双手裏剣」はもちろんそのままです。個人的には前作よりもだいぶ遊びやすくなった印象を受けました。追加されたアクションに合わせて様々な演出が展開されるところも非常に良いところ。音楽担当から古代祐三氏が外れてしまったのは非常に残念ではありますが,本作のBGMが優れていないということではありません。ニンジャアクションらしいかっこいいBGMが載っているので音楽面においても前作以上の評価ができるかなと思っています。

前作よりは本作のほうがはるかに好みに近いです。
とはいえ非常に難しいゲームであることには変わりがないので,ちょっと苦戦ぎみ。
なので・・・ちょっとだけ裏技を使ってます。(´・ω・`)

OPTION画面の「S.E.」の項目を「SHURIKINS」に合わせた後,「SHURIKINS」の数を「00」にしてしばらく待つと,SHURIKINSの数が「∞」の表示に変わります。これによってゲーム中で使用できる手裏剣の数が無限となります。八双手裏剣が撃ち放題になるので,序盤はかなり楽。無敵コマンドもあるみたいですが・・・それじゃあゲームで遊ぶ意味がなくなっちゃうので未使用にしています。まあ・・・手裏剣撃ち放題の時点で結構なインチキなんですけどね(笑)。一応,ステージ展開やボスのパターンを覚えていないと,手裏剣だけ無限でもクリアは不能なので,この手のゲームが苦手な人にとってはあまり簡単になった気がしないかもしれません。


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