MC68000 Maniacs!
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「キリングゲームショー」は,1993年にエレクトロニックアーツ・ビクターより発売された,メガドライブ用横スクロールアクションゲーム。もともとは Amigaや AtariST用として発売されていたタイトルです。製作は「変なゲーム」を作る会社でおなじみ(笑)のシグノシス。当然本作もシグノシスの名に恥じない「変」なゲームに仕上がっています。実はこのゲーム。自分が初めて購入したジェネシスソフトだったりするのです。1991年頃,仕事がらみの出張で東京を訪れた際,まだ萌え化する前の秋葉原で購入したのが,ジェネシス版の「Fatal Rewind」でした。(ジェネシス版だけタイトルが違うようです)当然,マニュアルは全部英語。いまいちルールがを把握できないままプレイしていたので全然楽しめず,自分の中ではずっとクソゲーのキングとして君臨していたソフトです。

日本のアクションゲームに慣れまくっていた当時の仲間内では全く流行らず,
ごく短い期間しか手元に置いていなかったソフトだったのでいつか買いなおしてやろうと思っていたのですが,
程度の良い中古品になかなか出会えず,今回ようやく入手することができました。

ゲーム内容は・・・ジャンプしたりしゃがんだりできる「2足歩行」のパワードスーツを操って,迷路状に入り組んだサイドビューのマップを上へ上へと進み,最上部にあるゴール目指していく・・・というもの。自機は,Bボタンで攻撃(バルカン砲を撃つ),Cボタンでジャンプしたり壁に張り付いたりできます。編隊を組んで飛来し妨害してくるザコ敵を撃ち落としながら,ひたすら上を目指します。下からは「硫酸の海」が徐々に上がってくるので,無駄にうろうろしていたり,下の階へ落下したりすると,硫酸の海に落ちて一発で死亡・・・ということになります。マップのあちこちに「カギ」が必要な通路があるので,アイテムの場所と移動ルートをしっかり記憶していないと,最初のステージをクリアすることも難しいと思います。ちなみに,道中で拾えるアイテムは「一個だけ」持つことができ,体力回復(ハートマーク)等のアイテムは,Bボタン長押しで使用することができます。3WAYやレーザー等の武器アイテムは取得した時点から自動的に使用されますが,弾数制限があります。

最初に購入したときは,あまりに厳しいゲーム内容に,メガドラのコントローラーを放り投げたくなるほどでしたが,今になってあらためてプレイすると・・・ちょっと面白いゲームなのかもしれませんね。これは(笑)。難易度こそイージー設定にしましたが,何度もプレイしているうちにステージ構造が徐々に把握できてきて,ついに「初の1面クリア」を達成。無駄なく動けるようになってくれば,なかなか気持ち良いゲームですよ。その後,だいぶ練習して,なんとか3面まで到達できました。

面白い・・・ですが,やはりシグノシスファンにしかお薦めはできない感じです。
中古の価格も若干高めになっていますし,明らかにマニア向けですな。


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