MC68000 Maniacs!
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このblogでは一度もネタにしたことがありませんでしたが,自分は初期の「電気グルーヴ」がかなり好きでありまして,彼らがメジャーデビュー(1990年)してから10年くらいはかなりの勢いで聴いていました。正確には1990年のインディーズアルバム「662 BPM BY DG」からですね。アルバムで言えば,2000年2月リリースの「VOXXX」までは聴いていて,そこからピタッと聴かなくなった感じです。当然ながら「石野卓球」と「ピエール瀧」の作り出す音楽とパフォーマンスが好きで聴いていたのですが,1991年からメンバーとして参画してきた「砂原良徳」のライブでのパフォーマンスになぜかハマッてしまい,「アナログシンセ」ばかり弄っている時期がありました。特に「Roland Juno-106」を入手したのは,完全に砂原氏からの影響だったと思います。彼が脱退した1999年以降,ちょっとテンションが下がってしまったのは確かですね。

その電気グルーヴが30周年で,記念のアルバムを出すとか。ちょっと前にやっていたテレビ番組で「Shangri-La」の別バージョンを録る話を観て,これは買わねばと,久々にテンションが戻ってきた次第。電気グルーヴって,最初の10年で7枚(FLASH PAPA~Aまで)のアルバムを出しているんですが,自分が聴いていなかった20年間では,今回の「30」を含まずで6枚(VOXXX~TROPICAL LOVEまで)のアルバムしか出してないんです。なので,あらためて振り返ってもそんなに長く聴いていなかった気がしないのが正直なところ。久々に戻ってきたので,空白の20年を埋めにいこうかなと思っています。まずは「20」の中古を探してこようかなと。

ということで,今回の30周年記念アルバム「30」。

目玉はやはり「Shangri-La feat. Inga Humpe」ですよね。ドイツのエレクトロポップデュオ「2raumwohnung」のボーカル「Inga Humpe」という人がゲストボーカルで参加してます。レコーディングのシーンを前述したテレビで観てすごい期待感があったんですが,ボーカルパフォーマンスが前面に押し出されていて,オリジナルとはまた違った魅力がある曲に仕上がったなと思います。あらためてオリジナルの「Shangri-La」も聴いてみましたが,新バージョンはサウンドがだいぶ洗練されてスッキリした感じです。間奏部分に挿入された「Inga Humpe」さんのソロパートが素敵すぎますね。

その他では「いちご娘はひとりっ子」と「Slow Motion(30th Mix)」が好きです。どっちの曲も卓球と瀧のボーカルのミックス具合が非常に気持ちいい感じ。特に後者はハーモニーがすごく素敵。オケも素敵。個人的には初めて「Shangri-La」を聴いた時くらいの衝撃がありました。あとは「富士山」ですかね。50過ぎのおっさんたちが真剣にこの曲の新バージョンを作ったかと思うと面白くて仕方が無いです。この謎の勢いが今の電気グルーヴにもあることがなにより嬉しかったですね。

ふっじっさん,ふっじっさん,たかいぞたかいぞ,ふっじっさん! ヾノ≧∀≦)イエイエ♪


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