MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



男弾(オトコダマ)」は,満開製作所のスタッフであった Mitsuky氏 の手により製作・公開された縦スクロールシューティングゲームです。公開時期は 1999年で X68000向けソフトウェアとしては かなり後期でのリリースであっただけに,ゲームとしての完成度はかなり高く,難易度も高めの設定です。

スプライト表示には 超連射68K と同様のエンジンである「XSP」を使用し,スプライトの表示数と パターン定義数を ソフトウェア的に拡張しています。また,サウンド面において PCM8A.X を使用した効果音の多重再生を実現しているものの,ある程度のマシンパワー(16MHz程度)が必要となります。

往年の 東亜プラン を思わせる グラフィックセンスが個人的には非常に気に入っていますが,弾幕系シューティングの様相をみせる割に「自機の移動速度が極端に遅い」のがなかなか厳しいところ。ショットボタンをホールドすると高速移動が可能なのですが,当然の事ながら弾を撃つ事ができなくなります。逆に攻撃しながら緻密な「避け」ができるので その点では有利といえますが,さすがにデフォルトの速度がもう少し速くてもよかったのではないかと思うところはありますね。

また,非常に特徴的なのがボンバーシステムです。ボンバーボタンを押すことで直接的にボンバーが発動する訳ではなく,ボンバータイプをセレクトする事になります。3種類の選択肢(通常ボンバー,バックボンバー,レーザー)をボンバーボタンでローテーションさせて選択し,ショットボタンで発動させます。選択操作時に敵弾が消去され 微妙な無敵時間が発生するため,戦略上非常に重要です。ただし敵にダメージを与えるためには「発動」させる必要がある事に注意して下さい。咄嗟の場合の発動には若干の慣れが必要だと思います。なお,ボンバーはゲージ制であり,自機が「弾を撃たない」事でゲージをためる事ができますが,ボンバー取得のためとはいえ シューティングゲームの本質である「撃つ爽快感」を削いでしまうわけですから,システム的にはイマイチだと感じざるを得ません。

とはいえ,至高の90年代テイスト を十分に持ったゲームである事に間違いはなく,当時のシューターならば かなり楽しめる作品であると思います。欲を言うなら もうちょっと音楽性を高めて欲しかった気がしますね。

超連射68K が非常にノリノリなだけに。(≧∇≦)


【関連リンク】

 ・X68000 Library ・・・ 男弾 の情報など
 ・東亜プラン研究 ・・・ 東亜プラン の情報など


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高校時代からの友人より Roland SC-55 を譲り受けました!

引渡しは 本体とリモコン,ACアダプタ,接続ケーブル類のみで マニュアルが欠品していましたが,箱入りの状態で保存されていたらしく 本体の外観をみる限りでは痛みも少ないため,程度はかなり期待できそうです。

X68000がまだ現役の頃,自分も MIDI環境を構築 していました。ただし,X68000における MIDI黎明期のソフトウェアが対応していた音源は,当然のことながら MT-32 や CM-64 である場合が多く,結局 MT-32+CM-32P(CM-64相当)の環境で間に合わせてしまい,SC-55 を所有する事は今日までありませんでした。以前は パソコンショップ店頭にて 必ずといっていいほど目撃できた音源でしたが,いまや 中古品として目撃することすら稀であるように思います。

中古品の SC-55ST を所有しているので,特に SC-55 が絶対的に必要な訳ではありません。しかし SC-55ST は廉価版なので,外観があまりにも劣悪なのです。SC-55 の外観は 液晶パネルや パラメータ操作ボタンを省略した 廉価版音源(CM-64,SC-55ST等)と比較すると まさに雲泥の差。やはり フロント部分の 液晶パネルと パラメータ操作用のボタン類の存在は大きいですね。設置した時の存在感はあきらかに違います。

本体は手に入れましたが,動作チェックはまだ未実施。
来週末までに時間をみつけて実施しようかなと思っています。(≧∇≦)


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SE/30蘇生計画 の影響で,ここ最近 補修パーツの消費が増えつつあります。まさに「蘇生」などの必要性に対応するためのパーツですから 消費する事に何ら問題はないのですが,備えあれば憂いなし の「備え」が無くなってしまうのは はっきりいって不安(笑)。

アナログボードや ロジックボードなどの重要パーツは 常備薬の如く 常に予備は準備しておきたいところです。しかし,SE/30 については 代替機 と称して筐体ごと予備を確保しているものの,アナログボード,電源,フロッピードライブは瀕死。ロジックボードは メモリスロット破損,音声出力不良と,補修パーツとは呼べない程のありさま。

とりあえず,アナログボードと フロッピードライブは 新たに 予備品 を確保した次第です。ロジックボードも探していますが,頼みの「Vintage Computer LLC」は在庫切れ状態。まあ,メモリスロット破損とはいえ 動作可能なロジックボードですし,あくまでも予備パーツの話。現在使用している SE/30 は健全なので,特に問題がある訳ではないのですが。

例のごとくパーツ在庫リストの更新をしておきます。


【補修パーツ在庫リスト 2005/3/10現在(★印が変動項目)】

 電源

  ・SE/30用 SONY製電源装置 × 2

 基盤類

  ★SE/30ロジックボード(動作品・メモリスロット破損有・音声出力不良) × 1
  ・SE/30ロジックボード(起動不良品) × 1
  ★SE/30アナログボード × 2
  ・ClassicIIロジックボード(起動不良品) × 1
  ・Classicロジックボード × 1

 ハードディスク

  ・SE/30用純正HDD(75MB) × 1
  ・SE/30用純正HDD(40MB・未使用品) × 1

 メモリ

  ★30pin SIMM 1MB × 26
  ・30pin SIMM 4MB × 2
  ・30pin SIMM 16MB × 8
  ・Classic用メモリ増設ボード × 1

 ROM

  ★SE/30用 ROM-SIMM × 5

 キーボード

  ・Apple II GS Keyboard × 1
  ・Apple Keyboard I × 1
  ・Apple Keyboard II × 3
  ・Apple Extended Keyboard II × 1

 マウス

  ・ADB 角マウス × 2
  ・ADB 丸マウス × 1
  ・ADB 丸マウス(黒) × 1

 ネットワークカード

  ・Farallon EtherMac MicroSCSI × 1
  ・sonic MicroSCSI × 1

 ケーブル

  ・電源ケーブル × 3
  ・ADBケーブル(カール)   × 3
  ・ADBケーブル(カール・黒) × 1
  ・ADBケーブル(ストレート) × 1
  ・AppleTalkコネクタ × 2
  ・AppleTalkケーブル × 1
  ・内蔵SCSI用フラットケーブル × 2

 OS/市販ソフトウェア等

  ★漢字Talk7.0 インストールCD × 1
  ・漢字Talk7.1 インストールFD × 1
  ・漢字Talk6.0.7 インストールFD × 2
  ・System7.0 インストールFD × 1

 その他

  ・純正MIDIインタフェイス × 1
  ・AppleDesign Powered Speakers × 1
  ・SE/30純正 HDDマウンタ × 1
  ・ディスプレイ変換コネクタ(MacMasterII) × 2
  ・純正マイクロフォン × 1
  ★純正フロッピーディスクドライブ × 1
  ・3.6V バッテリー × 2
  ・Classic筐体(ブラウン管,アナログボード,電源付) × 1
  ★SE/30筐体(ブラウン管,アナログボード,電源,HDD付) × 1


【過去履歴】

 ・11/16
 ・9/16
 ・7/10


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前回の 記事 において「FOCUS MV16-EN」の Ethernet接続機能のみしか検証をしていなかったので,とりあえず外部ディスプレイ出力機能についても検証してみました。

PowerBook 5300cs の液晶は 8bitカラー液晶であるものの DSTN液晶であるため,特有の「色ムラ」が目立ってしまい,お世辞にも表示が「綺麗」とは言い難いところ。MV16-EN を搭載すれば 16bitカラーでの外部ディスプレイ出力機能が可能となるので,画面表示まわりのデメリットを一気に解消できそうな感じです。

ディスプレイは SE/30 の Vimage 出力用に使っている「CF-L10」を流用。

MV16-EN のコネクタに 付属の専用ケーブルをつなぎ,MacMasterII(VGA変換アダプタ)を介して CF-L10 を接続。ドライバ等のインストールは 前回の Ethernet検証時に済ませているので,再起動しただけで難なくデュアルディスプレイ化に成功。コントロールパネルの「モニタ」にて,32000色 を選択する事で 16bitカラー出力も機能しました。

ただしデュアルディスプレイ環境においては,特定のソフトウェアとの間に相性問題が発生してしまうようで,ハングアップまたは,異常終了といったトラブルが比較的多く発生するように感じます。今回実験用に導入している「Internet Explorer 3.01」も,たまに異常終了してしまいますし,自分の環境においては,あまり相性のよいアイテムではないのかもしれませんね。

5300csは あくまでも中古品なので,既にどこかが「イカレて」いる恐れもありますが・・・。
PRAMバッテリは切れているし,本体バッテリは寿命が近いし,HDDは交換されていない(っぽい)し。

とりあえず,懸案としていた PRAMバッテリ交換を近いうちに実施することと,
搭載メモリを 48MB から 64MB にアップグレードすることを目論んでいたりします(笑)。


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初めて Macintosh(Classic)を入手した頃は,巷の書店でもあたりまえのように「漢字Talk 6.0.x」を対象にした書籍が売られていました。当時の自分には パソコン通信のスキルも 設備も全くなかったため,書店からディスク付きの書籍をひたすら買い集めて ソフトウェアを収集した記憶があります。

それらの書籍群も 現在ではほとんど廃棄してしまい,手元に現存するものは僅かなのです。ただし,一部のフロッピーディスクは現存していますし,当時のバックアップデータも残っているので,ソフトウェアリソースを失った訳ではないのが救いですね。

とはいえ,こういった書籍は 後から読み返すと結構面白かったりするので,
正直もったいない事をしたなぁと後悔している次第です。

ところが 探してみれば残っているもので,地元の書店にて 92年頃の書籍の発掘に成功。

収穫は・・・

 ・株式会社トッパン発行「Cool Mac Sounds」
 ・株式会社トッパン発行「Cool Mac AfterDark」

の 2冊です。

海外書籍の翻訳本であり,書籍内で紹介されているソフトウェアの一部が収められた フロッピーディスクが付録で付いてくるのが魅力。前者の「Cool Mac Sounds」には,Systemと Finderの イベント毎にサウンドを割り当てるユーティリティや,割り当てるためのサウンドリソース等が同梱されています。後者の「Cool Mac AfterDark」には,文字通り「AfterDark」向けのモジュールがいくつか同梱されています。前者はともかく,古い AfterDark 本体(漢字Talk 6.0.7対応のもの)は持っているので,後者は結構楽しめました。

上記の他に「Cool Mac QuickTime」と「Cool Mac Animation」が存在しますが 残念ながら入手できませんでした。

探せばまだ何か残っているかもしれませんね。(≧∇≦)
ちなみに古本屋さんはまだ覗いていません。


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先日発注した 補修部品一式 が届きました。

まずは PowerBook 5300シリーズ向け 内蔵用ビデオカード「FOCUS MV16-EN」の取り付けに着手。手持ちの 5300cs は もともと 8bitのビデオ出力をサポートしていますので,デフォルトのカードと MV16-EN を交換する形となります。まあ,ビデオカードというより LANカードとして購入したような感じなので 外部出力はあまり気にしていませんでした(笑)。

本体液晶の表示具合が いまいち美しくないので,16bitのビデオ出力も十分魅力的ですが,
せっかく PowerBook なんだし ディスプレイつないで使うってのも,なんだか変ですよね・・・。

5300cs は分解がクセモノ。

自分の場合,メモリ交換と 内蔵バッテリー交換 のため 何回か分解を経験しているので 手順的には理解済み。とはいえ,プラスティックパーツが 思いのほか「華奢」なので,トラックパッドのカバーを外す際などは,毎回緊張します。ただですら,手荒に扱うと「壊れる」とレッテルを貼られた 粗悪モデル だけに,余計に気を遣っちゃいますね。

ビデオカードを差し替えるためには・・・

 ・本体裏の ネジ を,星型ドライバーを使用して外す。
 ・キーボードを外す。
 ・ディスプレイのヒンジ部分を覆っている プラスティックカバーを 左右両方外す。
 ・トラックパッドのカバーを外す。(破損に注意!)
 ・ハードディスクマウンタを固定している ネジ を,星型ドライバーを使用して外す。
 ・ビデオカードを覆い隠している 放熱用の鉄板 を外す。
 ・ビデオカードを外す。(基板上と 本体背面の 2箇所 ネジ止めされてされているので注意)
 ・新しい ビデオカードを取り付ける。

といった感じで作業をすすめます。トラックパッドカバーの外し方さえ掴めば 特に難しいことはありません。装着後は 逆手順で元に戻せば OKです。

早速,電源投入して動作チェック。

ドライバディスクが付属していたので,まずはドライバのインストールを実施して再起動。再起動後,Ethernet については 難なく認識(当然でしょうが)しました。IPアドレスの設定等,定番の作業をすませたものの 今度は ブラウザ が無い(笑)。とりあえず MacOS8 のディスクに同梱されている「Internet Explorer 3.01」を 漢字Talk7.5.5上に突っ込んで使用する事に。インストール時になにやら「メッセージ」が出ますが,問題なく動くので良しとします。

結果,インターネットブラウズも成功!
長年「ダイアルアップ仕様」だった 我が 5300cs も,Ethernet接続が可能となりました!

おめでとう!俺ッ!


【関連リンク】

 ・それでもMac ・・・ OLDユーザー共感の 楽しい(哀しい)ストーリーが満載です


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spirica」というショップが,Macintosh関係の パーツ取り付けサービスを行っているようです。

主に,G4 Cube,Mac mini,iMac を対象とし,メモリ,ドライブ類,内蔵ファン,グラフィックカード,CPUアップグレードカードの取り付けなど,(もちろん有償ですが)幅広いサービスが提供されています。ただし,Notebookモデルなどの場合 費用が若干割高となるようなので注意して下さい。

その他にも,G4 Cube 専用パーツや Mac mini 専用アクセサリなど,オリジナル製品も取り扱っています。個人的には Mac mini 専用スタンド「Mini-Stage」がお薦めです。Mac mini のスタイリッシュさに 絶妙に融合するデザインがかなり秀逸。いわば,SE/30など コンパクトマック向けに販売されていた「Keyboard Shelf」の Mac mini版といったところですね。

これは買いでしょう。(≧∇≦)


【関連リンク】

 ・spirica ・・・ スピリカ の公式 Webページ


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先日「代替」と称して購入した SE/30(2号機) が,結果的に「役に立たなかった(笑)」ため,どうせなら完全復活させてやろうと活動を開始。以前 ロジックボードが破損した時 以来,久々に「Vintage Computer LLC」さんにお世話になりました。

今回,購入したのは・・・

 ・SE/30用アナログボード
 ・Sony製旧型SuperDrive(FDD)

であります。

アナログボードは SE/30(1号機)から取り外したもの が予備としてありますが,これを使用してしまうと予備品がまったく無くなってしまうので,動作保証されているものを新たに「予備」として購入した形です。しかし,今回購入したアナログボードのコンディションによっては,メイン機のアナログボードと 再交換する事も考えています。

旧型SuperDrive については,2号機のFDDが死亡寸前である事から 交換品として購入しました。もちろん中古品ですが動作保証がついていますので,ちょっと安心。ちなみに「The Classic Box」さんでは,なんと 新品 を取り扱っています。(値段はちょっと高めです・・・)より確実にレストアしたい方は注目する価値はあるのではないでしょうか。

 ※新品の 角マウス も現定数で取り扱っています。

なお,同時に「Focus MV16EN」も購入してみましたよ。以前も紹介した,PowerBook5300シリーズに内蔵可能な 16bitのビデオカード兼,Ethernetカードです。久々に 5300cs の分解をする事になりそうですが 分解手順が微妙に難しいので,失敗しないよう気を付けなくてはいけませんね。


(2005/6/18修正)


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