〝浮き雲〟田舎で ぼちぼち と!?〟

気の向くままに書き込んで、読み返すと…
70歳台後半の自分が見える、か、な?。
📷〝写真〟も載せてみます。👴

(-"-) 木から 下りられなく なった…

2007年10月30日 23時09分31秒 | 小動物(猫・野鳥)

今日の田舎は、おおむね 曇りでした。

〝お袋さん〟は、洗濯物を出したり入れたり、雲行きを見ながら・ぼやきながら、歳相応に 元気です。

昨日に続き、猫の思い出を一席…。

 

特派員が中学生のときでした。 今から50年ほど昔のことです。

関西方面への修学旅行が、2泊3日で行われました。

京都の「白味噌」が珍しく、朝ごはんの お汁が美味しかったなあ、などと思い出しながら、家に帰ると…、

何と、当時の飼い猫「ちょん」が、杉の木から下りられなくなっていました。

白と黒のブチ猫で、枝葉の隙間から、身体が見え隠れしています。

まだ 若かった〝お袋さん〟が、「丸一日、下りられんがや」と言いながら、心配そうに見上げていました。

長い竹竿が届かないほどの所に、じっとしています。

時折、鳴き声を上げるのですが、いかにも 悲しそうに聞こえていました。

周りの人たちは、「上ったものなら、下りてくるわいね」などと言い、相手にしないようでした。

その日は 日暮れになり、そのままにして置いたのです。

今 思い返すと、随分 可哀想ですが、当時は、猫 一匹ぐらいは、ほったらかし でした。

 

翌朝は、旅行の疲れから 遅刻気味に目を覚ましたので、「ちょん」のことは気になるものの、そのまま登校したのです。

放課後、急いで帰宅すると…、

どうなったのかを 尋ねる前に、「ちょん」が、家の中から ひょこひょこと 出てきました。

特派員の帰った音に気付いて、迎えに出てきたのです。

修学旅行の間と、木から下りられなかった日も入れて、4日ぶりの対面でした。

「どうしたんや」と抱き上げました。 ごろごろ 喉を鳴らして、しがみついてきたのを、今でも覚えています。

 

木から下りられなかった猫は、特派員の、62年の記憶の中で ただ一匹、「ちょん」だけです。

「ちょん」の名誉を回復するには…、

きっと、何かに追いかけられて 木に登り、怖さから、下りなかったのだと思います。

半世紀近く 昔の、ある飼い猫の思い出 でした。

 


(+o+) 呼び名は「エム」…

2007年10月30日 09時18分07秒 | 小動物(猫・野鳥)

昨日は、南風が吹いて 生暖かい、20℃を超えた 田舎でした。

鉢植えと 畝のトマトにも、水遣り・管理が欠かせません。

今朝は 曇りで、室温は17℃です。

 

飼い猫「カナメ」が亡くなってから3か月、何となく寂しい日常です。

で、猫の思い出を…

以前 飼っていた猫に、縞模様のがいました。 額には「M」の文字が見て取れます。

〝三日月形の刀傷〟は、市川歌右衛門が演じた〝旗本退屈男〟のトレードマークでしたが、我が家の猫は「M」から取って、そのものズバリ「エム」と名付けていました。

当時、特派員は 現役で、晩ご飯の後か、休日にしか相手してやれませんでした。

でも、家族として なついてくれて、叱ることがあっても、癒されることの方が多かったです。

多少 歌うように、「エ ム~」と呼ぶと、長い尻尾を揺らせながら 膝に乗ってきました。

餌は、今のようなキャットフードではなく、煮魚・焼き魚の骨や残り身、煮干し、汁かけご飯、ソーセージの端っこ…などでした。

当時、我が家は平屋建てで、縁側はもちろん、腰高の窓を開けてあると、その枠に乗っかり、陽が当たると 長~くなって 寝そべっていました。 

掃除のときなど、窓枠に座布団を掛けてあると、もう 大喜びで、至極 満足そうな表情にしていました。

そんな時は、名前を呼ぶくらいでは、傍に来てくれませんでしたね。

 

余所のブログなどで、猫の記事や写真を目にすると、飼いたくなる 特派員なのです。 (我慢の日々が 続きます。