日当たりの良い、歯医者さんの治療室です。
リクライニングチェアにもたれて、クラッシックのBGMを聴いていると、ドクターの指示する声が聞こえました。
「レーザーを用意してください」と。 うっ、緊張の一瞬でした。
特派員の脇の、ドクターチェアに座ると、「歯肉が少し盛り上がっているので、処置しますね。」
看護師さんに「バキュームして」。 特派員には「痛かったら合図してください」…。
処置部位は、右下の奥です。 肉が焦げるような匂いがして、歯茎の辺りに 鈍い痛みを感じるものの、ごく 僅かです。 もちろん 我慢の入り口でした。
その後、奥歯の型を採ったり、セメントを詰めたりで、この日の分は終了です。
特派員が「歯肉のメタボですね」と言ったら、ドクターは「かも…」と笑いながら、「次回は、仕上げをしましょう」と、締めくくりました。