グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

会報誌の御見積

2016-12-21 15:10:04 | 中小企業の広報誌制作
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
今週は会報誌について2つのお問い合わせをいただきました。どちらも「A4で●ページ、●部印刷で見積を」というご依頼です。

会報誌と一言でいっても見積はなかなか難しいのです。サイズやページ数、印刷部数などのほかにも、制作側としては見積時に考慮したいことはいろいろあります。

・図版の有無
(グラフやフローチャート、イラストなどは作成しますか?)
業績報告のようなものですと、グラフやチャートなどで説明したほうが断然わかりやすくなります。子どもにまつわる会報誌だと、読むのは保護者だとしてもイラストなどを使って親しみやすさを出すとよいでしょう。一方で、クライアントさんからのテキスト原稿と写真で良いレイアウトができる場合もあります。それによって制作する側の労力はだいぶ違ってきます。
具体的に「グラフ●点、イラスト●点」とご依頼いただくのは難しいと思いますので、イメージに近い冊子などを見せていただけると御見積がしやすいです。

・発行のタイミング(年報、月報、季刊など)
年に1回の発行ですと、毎回新しい誌面を作ることが多くなります。毎月発行ですと、ある程度定型化して誌面作りができます。
定型化することでデザイン費を抑えることも可能ですし、クライアントさんが原稿作成をされる場合も文章量の見当がつき、毎月の編集作業が進めやすくなると思います。

・制作期間(数日or数週間?)
ページ数にもよりますが、数日で制作というのはなかなかタイトなスケジュールです。場合によっては夜間や休日作業も発生します。印刷通販を使う場合は、印刷期間が短いとかなり割高になりますので、スケジュールは余裕があるといいですね。

・配布方法(単独郵送か、何かと同梱か。それとも手渡し?)
会報誌は郵送される場合が多いと思います。その場合でも、A4サイズのものを折らずに送るのか、あるいは折って定型封筒に入れるのかによって、使用する用紙の選択が変わります。
定型封筒で送るなら、なるべく薄い用紙で重量を軽くしたほうが良いでしょう。ゆうメールのようなもので送る、あるいは商品などと同梱するのであれば、重量についての制限は多少ゆるくなります。送料によって用紙を選択することは、用紙代を含む印刷費に関係してきます。

ご予算があまりない場合でも、制作方法によってコストを抑えることも可能です。ぜひ一度ご相談ください。




good life ☆ good design ☆ graphicmate
広報誌・社内報の制作ならグラフィックメイトへご相談ください
http://www.gmate.jp/ Tel 03-3401-7310

「見えにくい」をなくしたいグラフィックメイト


ニュースレター、広報誌の制作ならグラフィックメイトへ https://www.gmate.jp/ Tel 03-3401-7310