東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
「こんなイメージでチラシを作成したい」とAdobe の Illustratorで作成されたデータをいただきました。そのデザインは黒をメインに使用したデザインなのですが、印刷においてはこの黒がなかなかの曲者。いただいたデータを拝見するとCMYKのそれぞれが80%以上(合計で320%以上)でかなりの高濃度。
黒というのは墨(K)100%でも黒なのですが、CMYKの掛け合わせでも黒になります。「リッチブラック」とよばれ、K100よりもしっとりした深みのある黒になると言われています。しかし4色を100%で掛け合わせると400%という高濃度になり、乾きにくい、印刷した紙同士がくっついてしまう、などのトラブルになる可能性があります。
▲合計220%以下に設定したリッチブラックとK100のスミベタの違いのイメージ
ではどのくらいの濃度ならよいのか。
印刷会社さんによって推奨濃度は違いますが合計が220%以下であれば概ね良さそうです。300%までOKという会社もありますし、使用する範囲(量)や用紙による、という会社もあるので、データ作成には印刷会社さんに問い合わせるのが安心です。印刷通販の会社などでは各社で推奨する数字がWebサイトに掲載されているのでご確認ください。
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good life ☆ good design ☆ graphicmate
ポスター・チラシの制作ならグラフィックメイトへご相談ください。
http://www.gmate.jp/ Tel 03-3401-7310
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黒というのは墨(K)100%でも黒なのですが、CMYKの掛け合わせでも黒になります。「リッチブラック」とよばれ、K100よりもしっとりした深みのある黒になると言われています。しかし4色を100%で掛け合わせると400%という高濃度になり、乾きにくい、印刷した紙同士がくっついてしまう、などのトラブルになる可能性があります。
▲合計220%以下に設定したリッチブラックとK100のスミベタの違いのイメージ
ではどのくらいの濃度ならよいのか。
印刷会社さんによって推奨濃度は違いますが合計が220%以下であれば概ね良さそうです。300%までOKという会社もありますし、使用する範囲(量)や用紙による、という会社もあるので、データ作成には印刷会社さんに問い合わせるのが安心です。印刷通販の会社などでは各社で推奨する数字がWebサイトに掲載されているのでご確認ください。
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