グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

MUD教育検定:試験

2020-12-07 11:41:55 | ユニバーサルデザイン
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
メディア・ユニバーサルデザイン教育検定を受験しMUDアドバイザーの認定を受けました。これから受験する方のために、また少しでも多くの方にメディアのユニバーサルデザインについて知っていただくために、検定の様子を少しずつまとめていきます。今回は試験の様子です。

*「会場の様子」はこちら、「色覚編」の講義の様子はこちら、「文字組版編」の講義の様子はこちらです。



試験
メディア・ユニバーサルデザイン3級は10時~15時50分まで講義、16時から約1時間の試験があります。
テキストを見ながら受験できますが、問題数がかなりあるので「終わらなかった~」とならないようにしましょう。
講師の方がおっしゃっていましたが、たまに途中ページの解答が無い方がいるそうです。最後に全ページ解答しているか確認した方が良いですね。

試験問題は色覚編と文字組版編に分かれていてそれぞれ100点満点。どちらも80点以上で合格、片方だけではダメなんですね。
問題は1冊になっていてそれを1時間で解答しますから、時間配分は各人の裁量に任されます。
基本的には選択問題ですが色覚編の一部に筆記問題があります。ここは減点方式ではなく加点方式なので、とにかく思いつくことをいくつでも書いておきましょう。点数配分もそれなりにあるので(確か20点分)ここをすっかり飛ばすと選択問題で1点も失点できないことになるので要注意です。
文字組版編はほとんど教科書に書かれていたことでした。

試験問題の冊子に直接解答を記入しそのまま提出します。問題の持ち帰りができればあとから自己採点ができるのですが…。試験問題が流出・拡散するのを防ぐためでしょうか。
試験後「だいたいできたな」と思いつつも確信が持てず、不安な1ヶ月を過ごしました。


試験勉強
講義のあとすぐに試験なので特に試験勉強は要らないかもしれません。ただ問題が多いので、ある程度頭に入っていたほうがスムーズに解答できるように思います。
私はもともと色彩検定UC級を受験しようと思って「色彩検定UC級」の公式テキストを購入していたので、これを勉強しておきました。こういったもので少し予習しておくと講義の内容も頭に入りやすいと思います。
文字組版編は何もしていきませんでしたが、日頃の仕事で文字組版をやっているので講義もよくわかりました。


日本はすでに65歳以上の人口が全人口に対して21%を超える「超高齢社会」に突入しています。高齢化の進行により、緑内障や糖尿病網膜症など中高年で発症する中途視覚障害が増えることも予測されています。
メディア・ユニバーサルデザインは今後ますます必要性が高まると思います。デザイナーだけでなく発注者側の方にもぜひ「メディア・ユニバーサルデザイン」について興味関心をもっていただきたいと思います。

グラフィックメイトでは、若い方も高齢者も色覚障がいのある方も、誰でも同じものを見て伝わるデザインをご提案していきます。

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