グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

「本を借りる」だけじゃない図書館

2025-01-23 13:49:38 | 記念誌・年史のあれこれ
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)への対応もしています。

東京都港区の札の辻スクエア 4F〜7Fにある三田図書館。ここは「本を借りる」だけじゃない図書館です。
「三田図書館ビジネス活用術 & 図書館ツアー ~あなたの知らない 三田図書館の裏側(!?)お見せします~」と題したイベントが開催され、他の図書館とは一味違う取り組みやビジネスへの活用術を紹介いただきました。


▲「三田図書館ビジネス活用術 & 図書館ツアー」チラシの一部


そもそも「本を借りる」ために利用するのが通常の図書館。でも三田図書館は本を借りる人が3〜4割、それ以外の人は「本を借りる」以外のことに利用しているそうです。
それはいったい?

その理由は充実した設備にあるようです。
例えば「グループ学習室」。6歳から18歳までの子どもがグループで学習できるスペースで、机と椅子、ホワイトボードなどがあり、まるで会社の会議室のよう。3室ありますがかなり人気だそうで、我々の見学中はどの部屋も使われていました。もちろん大人用の会議室的なものもあり、それ以外にも視聴覚ブースやインターネット利用席など設備も充実!
古い映画のDVDなどもたくさんあるので、うっかりすると視聴覚ブースをずっと占領してしまいそうです(笑)

ビジネス活用としてご紹介いただいたのは
 業界紙・業界新聞…さまざまな業界から発行されている250種ほどの業界紙
 企業の情報誌…………東京商工リサーチや帝国データバンクが発行している企業情報やデータの資料
 起業や資格取得のための図書コーナー
 会社・人物コーナー…………名だたる企業の関連本、経営者の自伝 
などなど。

私が興味を持ったのは「社史コーナー」。一見するとあまり数が多くないな、という印象でしたが後から伺ったら書庫に入っているものも多いとか。
図書館のデータベースで検索して所蔵していれば閲覧できるそうです。

図書館ツアーとして書庫なども見せていただいた後の交流会では、門館長とお話しさせていただくことができました。
三田図書館は単なる図書館としての役割だけでなく、地域のハブでありたいということで、近隣企業や大学も巻き込んで地域連携にも力を入れているそうです。そこにはもちろん障がいのある方々も含まれるので、当社の「見えにくいをなくしたい」取り組みにも興味を示していただきました。

本を借りる、だけじゃない図書館。
今後は三田図書館の取り組みや施設を活用させていただくことも視野に入れ、当社のビジネスを進めていきたいと考えています。


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