銀城歌劇団楽屋日記

今年開設15周年♪ライブレポ、コラム、イラスト、四コママンガ~あらゆる表現でBUCK-TICKを応援します♪♪♪

10年前の今日は「悪魔とフロイト」だった!

2014年09月11日 22時19分40秒 | BUCK-TICKライブレポ
ども。10年前の今日は○○だったシリーズは去年の4月にやって以来2回目ですけど、今回は部屋から10年前のレポを書いたノートが出てきたのでソレを参考に構成してみました

会場の横浜アリーナはVTR(今はDVDか)「Climax Together」を撮るために使われた会場としてBUCK-TICKファンの中では有名な会場だったけど、地元とは言えまだ学生だった私には全然縁がない話だったな・・・・

「Climax~」ではステージを横長に造った事で話題を呼んだが、この日はステージの前がアリーナ。そして、アリーナをスタンド席でぐるっと囲んだ客席構成。私は下手側スタンド席の一番端っこで見切れ席でしたわ。すぐ横には金網が。

この日のステージ構造はちょっと変わっていて、左右の花道が私のいたスタンド席まで伸びていたんですよね(日本武道館で例えるなら、1階東・西スタンドが花道と同じ高さで連結しているのを想像して下さい)その理由は・・・・!

寿々の武道館以上の大きさの会場でのライブだったからなのか、この日はやたらステージに珍兵器が登場していたのが印象的だったな

「君のヴァニラ」ではあっちゃんの前に透明なアクリル板が設置され、敦が指でなぞると後ろのLEDスクリーンに画像が現れると言う代物で敦はキスマークを描いてバーッと消してたな

あと「幻想の花」では敦の立っている足場がいきなりセリ上がったので驚き!演歌のステージかいな…

LED演出もこの時点では過去に類を見ない大きさのスクリーンで、この日は「極東より愛を込めて」「謝肉祭」「無知の涙」「楽園」と反戦ソングコーナーとも言うべきセトリがあり、特に「楽園」は一大スペクタクルともいうべき衝撃映像の数々に胸が熱くなりましたよ!

戦場の兵士らに逃げ惑う難民と化した人々、握手する権力者達にドアに書かれるダビデの星。時の権力者が束ねる軍隊の規則正しい行進風景に差別され、迫害された人達。そして、13年前の同じ日にアメリカで起こったあの出来事のニュース映像が…!

「武器を、捨てろ!」と叫んだ敦の目は確かに泣いていた…とノートには書いてあるな

ちなみにMCでは「どうもありがとう…さて、12年前に(あれ?)ここでクラ…クライ(ド忘れしてたっぽい)「Climax Together」と言うライブをやったのですけど」と先のVTRの話にもちゃんと触れていましたね

この日のサプライズは何と言ってもEN2の際、私のいたスタンド席の金網一枚で隔てた通路を通ってメンバー5人が登場した事!

ステージから消えている時間が長いから一体どうしたのやらと思ったら・・・・ゆうたを先頭にラストに敦が降りてくると、後ろの席の子達も金網前に殺到したもんだから私ゃ地べたに置いたカバンを守るのに必死だった覚えがあるな

再び武道館に例えると、2階東・西スタンドの一番端のシートで覆われている客席へ通路の扉を開け5人が登場したって所かな

この日はご存知の通リ01年にアメリカにて同時多発テロが起きた日。

ラストの「COSMOS」の前にあっちゃんが「ここでみんなに相談があるんだけど、今日は色々と偶然が重なって…テロの犠牲者に黙とうを捧げたいのだけど…いいかな?」と呼びかけて1分間の黙とうをしたんだよね。黙とう時には会場の電気が一斉に消えたんだっけ

全ての演目が終了するとステージ後ろのスクリーンには

「すべての亡骸に花を すべての命に花を」

のメッセージが

黒い画面に白抜き文字が何ともおごそかな感じで、ただ大きな会場でバーッと盛り上がって楽しかった以外の気持ちを抱きつつ、私は会場を後にしました

コメント (2)
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