どもども。この間の休み中にはSCHAFTの追加公演メールが届いたりもしましたが、今日は中野ブロードウェーにて開催された「かりあげクン原画展」を見に行った感想を
かりあげクンの作者の植田まさし先生と言えば、読売新聞掲載の「コボちゃん」をはじめ四コマ漫画界の第一人者として一度は先生の何かしらの作品を読んだ方も多いと思うのですが、この度連載35周年を迎えた「かりあげクン」の貴重な生原稿を展示するとの話をWebでたまたま知って「コレは見逃せない!」と思い、文化の日の3日に中野まで行ってきました
中野と言えば以前会報にてアニィが上京してから最初に住んだ町でミュージシャン仲間が多く住んでいる町と話していたけれど、実際には学生が多く歩いている印象だったな(一応、カラーリングした髪&巨大ピアスを耳に通してギターケースを担いだ兄ちゃんも見ましたが)
あとランドマーク的存在の中野サンプラザは思ったよりも大きい建物で、前の広場では地元発と思われるアイドルがイベントをやってたな。アイドルとはちと違うがブロードウェーの中にはメイド喫茶もあったりして、中野はバンドマンの町と言うよりはアイドルの町にイメチェンしつつあるみたいだ…)
原画展はブロードウェー2階のオタクショップが集まるスペースの一角で開催されており、この日は最終日だったのですが割と混雑してなくてゆったり見られましたね。来場者は熱心なファンと言うよりは、オタクショップが目当ての若い子や地元のデートカップル&年配夫婦と言った人達が商店街の買い物ついでに見に来てたって感じでしたね(入場無料だったし)
原画展時は入口から初期の四コマ原稿→同現在(H15年ころ)→モノクロカット・扉ページなどの単発カット類→表・裏表紙、扉、背表紙用のカラーイラスト展示と言う順番で進んでいくのですが、初期の原稿は多少黄ばんではいたものの、保存状態は良好でしたね
場内は撮影OKで初期の作品がコレなのですが、
ほぼ安定した丸顔で描かれているのを見ますとコレは最初期のではなさそうだな…(ちなみに最初期の面長の頃のは単発カットコーナーでのみ紹介されていたのですが↓
あの頃は多忙でかりあげクン以外にも連載を4~5本は持っていたから整理しきれず原稿が散在しちゃったのかもな…
一応、昔と今の原稿を見比べての感想はと言いますと、
○昔のは作品ごとのタイトルを別出力の写植文字で切り貼りしていたが、07年以降の原稿は先生自らが鉛筆で書き入れて指定していた↓
多分今はPCに取り込んで編集するから鉛筆で書いてもOKになったんだろうな。ハシラのキャッチコピーは昔も今も鉛筆書きみたいだけど
○先生は人物よりも吹きだし文字に修正液を多用していた(一般のマンガと違い、先生の四コマは吹きだしの中の字も自分で書いているのだ。だから文字の組み方も吹きだしとのバランスも自分で考えねばならず、修正液に頼ってしまったのだろうな)
…ちょっと長くなったので次に続きます