遊asobu☆による保育士向上委員会

子育て中の方や、これからの保育士の方々のためになる、発達や保育ブログ、他バドミントン練習日記など。

食育の本当の意味って?

2024年11月17日 | 食育の本当の意味

こんにちは☺ 保育士の地位と保育の向上がしたい!保育士向上委員会ブログです!!

 

 

以前は、食育を保育での発達の観点から考えてみましたが、今回は子育てと親子関係の視点で考えてみたいと思います!

 

〈参考:乳幼児期の完食の指導は必要か?!〉

 

 

【保育のねらい(食育)】乳幼児期の完食の指導は必要か?

乳幼児期の食育について考えました。保育では完食の指導が度々話題になりますが、発達の視点から考えてみました。

子どものみかた

 

 

 

 

食育って何だろう?!ってあらためて考えてみると、、、



私の考える食育は、、




親が子どもを想う気持ちを伝えたり、表現する機会!!

 

 

ってことなんじゃないかなって。





食育は食育基本法からすると、表向きは国民の心身の健康のためってことなんだろうけども、、





国からするとその本当のねらいは、、





食事による生活習慣病を減らしての医療費の抑制であったり、法律で決めることで既得権益やポストの確保であったりが考えられます。




国民の幸福というよりも、そういった目的の方が強いように思われ、、





児童福祉的な目的とはちょっと違うんじゃないかなって、、






五条の(子どもの食育における保護者、教育関係者等の役割)は直接育児や保育と関係してて、、






『食育は、父母その他の保護者にあっては、家庭が食育において重要な役割を有していることを認識するとともに、子どもの教育、保育等を行う者にあっては、教育、保育等における食育の重要性を十分自覚し、積極的に子どもの食育の推進に関する活動に取り組むこととなるよう、行われなければならない。』





とあるのですが、大事なことだけど、保育をしていれば当たり前に感じることで、国から法律で言われたくないなあなんて思ったりします😓






人が人を育てる上での倫理や道徳的なところじゃないかな?って。






食育を教育するとすれば、保健体育や家庭科なんかでその重要性を伝えるってことでいいんじゃないでしょうか?





ということで、食育で本当にしなくちゃいけないことは、、




親になった時に、子どもにとっての食事を親の想いを伝える機会にする!ってことで、、




例えば日々のお弁当(手作りに限らない。スーパーのお惣菜や冷凍食品でもいい。)には、






○子どもの好き嫌いを反映できる

工夫をして、なんとか少しでも食を広げようとしたり、時には好きなものをたくさん食べられるようにしたりね!




○成長に合わせて量を変えられる

体の成長に合わせて、量を少し増やそうとか、そろそろ弁当箱を大きめに替えようとかですね!





○体調を考慮する

その日の体調に合わせて、消化にいいものや好きなもの中心にしたり、細かく刻んだりね!




○見た目を工夫する、、、

いわゆるテレビでも話題になったキャラ弁なんかもバッチリ!これに当てはまりますね。 卒業までキャラ弁で通し続けたあのお母さんはどれだけの想いを子どもに伝えられたのかわからないくらいです。 

食べることが苦手であったり、食に関心が持てない子どもなんかを惹きつけることができるかも?!色鮮やかに食欲がわくようなキレイな色合いものにするのもいいですね。



○栄養バランスを考える、、、

お肉や野菜なんかのバランスを考えた内容にするのも、子どもを大切に想う気持ちを表現できます!




○季節感を取り入れる、、、

季節の野菜や魚を取り入れたりして、活きのいい旬なものを用意したり。





また、アレルギーを配慮してっていうのも、子どものためってことでもあり、、




お弁当一つにも様々な想いを詰め込めるんですよね!!




その日数は、年間土日や夏休みを除くと190日くらいはあるでしょうか? 

 

 

190回分の想いは、相当なものですよね!





なので、お弁当を用意するってことは親が子どもにあなたのことを大切に想っているんだよ!と日々伝えられる大切な機会になるんじゃないかな?









保育の現場で働いていると、





お弁当用意するのが嫌なので、外出行事は欠席します!とかおこずかいを持たせているのでおにぎりでも買わせてください!とかインスタントのものを持たせるとかコンビニのおにぎりやパンを持たせるとかもあります。








でも、保護者の方も日々忙しい中で、料理が必ずしも得意な方ばかりじゃない!

 

 

 

なので、手作りじゃなくてもいいし、毎日完璧なものでなくてもいい!んですよね、きっと!






昨日の夕食の残りでもいいし、今や品揃えも栄養的にもとても配慮された、豊富なお惣菜や冷凍食品でも全然いいって思うし、






要はあなたのために用意したよ!って気持が伝われば、、






それが、たまにお休みしても可能な限り積み重ねられたら、




やっぱりそれは気持ちが通じるのかなって思うし、




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また個人主義が進み、個食や孤食が問題視されたり、、




家族の中でも個人個人違うものを食べたり、家族がいても一人自分の部屋で食べることなんかも、家族の絆を強めるには課題になっています。





食事って、楽しいものであったり、嬉しいものであったり、テンションが上がるものでありたい。





子ども時代だと、食事やおやつによって、情緒の安定であったり情操を豊かにしたり、食や栄養に関心を持てたり、食事場面での会話がコミュニケーション能力や社会性を育んでくれます!







食事をしながらしか話せないようなことであったり、出来る限りでも同じものを一緒に食べて体験を共有し、自然と家族のつながりを意識するっていうのが理想なのかなあって、、






食育は、食事の場面が、子どもの自己肯定感を定着させる役割の一つでもあり、一生続く親と子どもとの基本的信頼関係のベースを築く機会にすることが、一番大事なことなのかも。






最後まで、食育の本当の意味って?をお読みいただき、誠にありがとうございます!


もしご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますと嬉しい限りです☺


動画版 子ども主体の保育への道!大変な保育現場の人間関係とは?! 

2024年11月17日 | 保育士の向上

こんにちは☺ 保育士の地位と保育の向上がしたい!保育士向上委員会ブログです!!

 

今回は、保育現場の人間関係について考察した動画版です!

 

保育現場は、女性しか居なかったり、忙し過ぎたり、閉鎖的であったり、子どもの命を預かるという緊張感だったりで、人間関係を良好に保つことが難しい要素がたくさんあります。

 

そんな保育現場で、チームワークを大切にして、組織としての保育を維持するために必要なことを考察した動画になっています。

 

考えているうちに、他の職場や友達関係とも通じることがあると気づきましたので、ぜひ一度ご覧ください☺

 

 


【松本人志さん訴状取り下げから】週刊誌報道に対する受け止め方の基本的姿勢は、、

2024年11月16日 | 保育の時事問題

こんにちは☺ いつも保育士向上委員会ブログをお読みいただき、ありがとうございます!

 

先日、芸人の松本人志さんが週刊文春を訴えた件について、その訴状を引き下げたということについて考えてみたいと思います!

 

これを、子どもたちの未来のために教訓にするには、どのようなことが言えるのでしょうか。

 

事の発端は?

これまでの経緯は、こちらの記事で書いてありますので、もしよろしければそちらで確認をして頂くとしまして、

〈参考:松本さん活動休止について思うこと〉

 

 

 

松本さんの取り下げ理由

松本人志さんの代理人が発表した松本さん本人のコメントは以下の通りです。

 

「これまで、松本人志は裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました。

 

〈本編記事続き〉

 

【松本人志さん訴状取り下げから】週刊誌報道に対する受け止め方の基本的姿勢は、、

【松本人志さん訴状取り下げから】週刊誌報道に対する受け止め方の基本的姿勢は、、

松本人志さんが、文芸春秋社への訴えを取り下げた件について、考えてみたいと思います。この件を教訓にするとしたら、保育や教育では何が出来るのでしょうか。

子どものみかた

 

 

 

 


【子どもの支援者に超お勧め!】映画『ルックバック』ってどんな映画?!

2024年11月15日 | 児童福祉な映画

こんにちは☺ 保育士向上委員会ブログです!

 

 

今回は、子どもと関わる仕事をしておられる皆さんに、超お勧めの映画『ルックバック』についての考察です!

 

では早速ですが、ルックバックとは、どんな映画なのでしょうか?

 

そもそもルックバックとは、どのような意味かというと、、

「look back」は英語のフレーズで、文字通りに訳すと「後ろを見る」となる。しかし、このフレーズは主に比喩的な意味で使用され、過去を振り返る、思い返すという意味を持つ。例えば、人生の過去の出来事を思い返す、過去の決定や行動を再評価するなどの状況で使われる。

と実用日本語表現辞典ではあります。

 

当然作者は、この振り返るとか過去を再評価するということを意識した映画を作ろうと考えたということなのでしょうね。

 

では、物語を見ていきましょう。

 

〈本編記事〉

 

【子どもの支援者に超お勧め!】映画『ルックバック』ってどんな映画?!

【子どもの支援者に超お勧め!】映画『ルックバック』ってどんな映画?!

映画ルックバックについての私なりの考察を書いてみました。子どもの支援者にとてもおすすめの映画です。

子どものみかた

 

 

 


自己肯定感が低くなる子どもって?!

2024年11月13日 | 保育士の向上

こんにちは☺ いつも保育士の地位や保育の向上がしたい!、保育士向上委員会ブログをお読みいただき、ありがとうございます!

 

 

今回のお話は、よく聞かれるようになった、自己肯定感について、私なりに考えてみようかなって。




まず、生まれてきてこの世の中のことを肯定的に捉えるには、




ありのままの自分を思い切り出せる経験をするってことが必要で、




そのために始めはギャー!って泣くしかない笑




それが唯一のコミュニケーション手段であって、




空腹や気温、トイレ、体調、不快感、眠気、、などなど




欲求はいろいろあるけれども、




それに何度も応えてもらうことで、




この世の中は自分の気持ちを素直に表現してもいいんだ!ってね。




それも、お腹の中で栄養や血液を共有して、においも同じである、





母親に叶えてもらうことが安心ではあるけれども、

 

 

それ以外の大人でも、ありのままを受け入れてくれる基本的信頼関係が築かれた大人だったらね。




人生のスタート時点から自己肯定感を持つことができるって思うし、、




その後も、みんなと合わせることができるってことに重きを置いて、




様々なダメ出しをされるような育てられ方をするとやっぱり、




少しずつ、自己評価が低くなってしまうんでしょうね。。




順調に基本的信頼感が定着した後は、

 


集団の中で相手にも気持ちというものがあるんだって意識出来るようになって、

 

 

保育士などのサポートは受けながらも、




互いを認め合うようになっていく、、




それが、

 

 

個人として尊重されないまま、みんな同じがいい!って教えられると、

 

 

異質なものを排除するっていう、いじめにも繋がったりで、

 

 

それはそれで問題で、



それがみんな自己肯定感が低い原因なんじゃないだろうか。。





また、しつけが厳しかったり、虐待をされる子どもの場合、親が悪いんではなくて、、




自分が悪いと考えてしまったりで、




その場合も、不幸にも自己肯定感が定着しなくて、、




そういう子どもに気付いたら、保育士としては特に意識して保育をする必要があるなって、、




また、発達凸凹など、支援が必要な子どもも同じで、




ダメ出しが、どうしても定型発達と言われる子どもよりも多くなるので、




自分の評価が低くなり、




自信が持てない、挑戦しようという意欲が持てない、失敗を恐れるということにもなりで、




支援する側としては、適切な支援をするとともに、積極的に褒める機会を作ったり、そういう機会を見逃さないようにするってことも大切になるかなって、、




あと過干渉というか、




子どもの主体性を発揮させない育ちだったり、




こちらの質問に対して『~だよね、~が好きだよね』とか、子どもが自己主張をする前に




割り込んできて、子どもの言葉を待てないで先に答えを言ってしまう、というようなこともね、、




そういうタイプの育ちである子どもも、自己評価が低くなりで、、




そうすると、自分を知るためにも、約束をした結果は受け入れる必要はあるけれど、やっぱり子ども時代には失敗しても間違ってもいいから、自分を思い切り出す経験をする!ってことが、



ダメな部分も含めて、ありのままの自分を受け入れるという自己肯定感に繋がり、



他人も世の中も、そして自分のことも信頼して、

 

 

人の中で自分なりの幸せを感じつつ、人生を送っていけるようになるんじゃないかなって妄想しました、、、




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子どものみかた

 

 

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子どものみかた

 

 




最後まで自己肯定感が低くなる子どもって?!をお読みいただき、誠にありがとうございました!

もしよろしければ、ご意見ご感想などコメントで頂けたら、とても嬉し限りです!!