将来、どうなるのかな?ってちょっと心配になってしまう子ってどんな子かなって考えると、、
親の前で自分を出せていない子なんだよね
やんちゃで、手がかかって、
暴言や時には手が出てしまうような子は、
実はそんなに心配ではない
そういう問題行動に保育者が普通にというか、
きちんと対応して支援していれば、
将来、そんなにはね
なぜかというと、、
その時は本当に大変でトラブルも多く、
保護者の方に何度も謝罪をしないといけなかったような子で、
もし将来、少し道を外れるようなことがあったとしても、
心の持ち方も人との付き合い方も子どもの頃に経験を積んでいる分、
自分で元に戻っていく力を発揮できるんじゃないかなって思えて、
要するに支援が必要とわかりやすいタイプってことでね
もっと自分を見て!、自分の話を聞いて!っていう注意喚起行動に対して保育者が対応をきちんとすればいい
でも、、
表面的にはいい子で、隠れて問題行動をするタイプっていて、
それは大人の顔色を窺うようになってしまっている子どもで、
保護者や先生の前ではあいさつもして礼儀正しくふるまって、
友達同士では口も悪く、ひどいいじわるを思いついて実行してしまうようなで、、
そういう子って、表立って問題がないので、対応することが少ないので、
本当はいろいろ抱えていて、問題はあるのに保育者の影響力というか、支援を受けにくくなってね
スルーされてそのままになっていることが多くて、、
時々その子に問題があると発覚したりするわけだけど、
わからないところで起きてることが多く、発見もしにくいっていう、、
私の知ってるケースでは、
その子は両親共教育者で、
きびしく育てられていて、
お迎えに来られた時なんかにお母さんからよく、
『ごめんなさいって言いなさい!』って意見も聞かずに叱られていたり、
そんな子ってお家で自分を素直に出せているのか、居場所はあるのか、落ち着いて安心して過ごせているのかってね
とても心配になる
そんな子どもの本当の自分を見てほしい、話を聞いてほしいって想いが、
大人の前では顔色を窺って、いい子ちゃんをして、
影での問題行動になってしまうっていう、、
それに気づいて、保育者はできる限りのことをするんだけども、、
そういう子どもが将来、不満を抱えたまま、バランスがとれないで大人になって、
どうなっていくんだろうって、、、
なので親の前で、時にはわがままで、手のかかる子どもっていうのは、家が安全地帯になっていて、
外でのストレスを家でしっかりバランスをとることが出来ているってことで、、
素の自分を家で思い切り出せる!って大切なことなんですね
関連記事
誤解されやすい子どもについて
保育所なんてなくなればいい!?