こんにちは。いつも保育士向上委員会ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!
今回は、就学前の支援が必要なお子さんの進路選択について、考えてみたいと思います。
学校見学の機会などで、いろんな角度から見たり聞いたりして、出来るだけ情報を集める必要があるかなって。
やっぱりできれば普通級って思うのが一般的な保護者の考え方なんだけど、
(ここでは、支援学校については別途考えることにいたします。)
子どもの利益や将来を考えると、
どちらがいいのかわからなくなることはよくあって。
例えば、普通級は、いろんな多様な子ども達の中で、
お互いの育ち合いもあるし、
みんな同じように受ける教育課程で普通級を卒業となり、
就職、結婚、進学などの人生の節目や、また世間の目を考えると普通級が良いとなりやすい。
それはある意味では保護者としては当然のことで。
世間の目というのは、本当はいらないことなんだけど、
残念ながらまだまだ大きいのではないかな。
大人の差別意識もまだまだあるし、、
デメリットは、みんな同じことが出来ないといけない、出来て当たり前というような、同調圧力の中、
同じように出来ないと浮いてしまう、、
本当は、それをお互いの理解が進む機会にしないといけないんだけど、
変わり者といじめに合う可能性があるし、
勉強面でも難しいことも出てくる可能性がある。
一方、支援級はというと、
学校によって力の入れ具合が違うし、
質も様々で、、
例えば、
支援級の先生によっても違いがあって、
年度替わりで異動や配置換えがあったら、前年度まで良かったのに、、ということも。
保護者の方からすると、
一見するとゆるすぎる?!と感じることもあるかもしれない。
力を入れている学校なら、
インクルーシブ(多様な背景や人々の違いを尊重し、それを認め、それを活かすことを目的とする教育)
が有効に働くこともあり、
個別に必要ないい支援も受けられるしで、
いい選択になるけども、
いろんな条件が伴わないといけないということがある。
昔は、支援級なんてあまりなくて、
みんな普通級に通っていたし、
単純にそこでもまれて強くなったんだ!って考えは、
ちょっと危険かなあと思う。
そのもまれたことが、
自己評価が低くなったり、
自信が持てず、
大人になってからの社会性や生き方で、
問題が出ている可能性がある。
また、普通級に通うことが、かなり頑張らないといけないとか無理があるなら、
それはそれで子どもにとっての負担は相当なものになる。
それで心身が壊れてしまったら、育ち合いや多様ないい経験以前の問題になる。
でも、支援級は支援の内容や質に差があって、
何が何でもとお勧めできないのが、全国的な問題なんだろう。
細かくカテゴライズされたこともあって、支援が必要と考えられる子どもが増えている現状から、
必要な支援が受けられる、ある程度統一された体系的な支援体制が全国の学校で用意されたらいいのにって。
告知
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最後まで、支援が必要な子どもにとって支援級か普通級かは究極の選択?!をお読みいただき、誠にありがとうございました!
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