遊asobu☆による保育士向上委員会

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障害のある人と向精神薬

2016年10月25日 | 障害児支援
この仕事をしていると、向精神薬を使っている子どもに出会う






薬を使うと落ち着きが出たり、人の話をよく聞けるようになったりする






それは人格が変わってしまっていると言えて、、






薬は直接脳のある部分に作用し、人の精神的な部分に影響



する
んですね





しかし明らかに性格が変わってしまっているので、、





その子の個性やらしさまで消えてしまっているように見えて、、





それは人権侵害まではいかなくても、、





周囲の支援の難しさ、保護者の子育ての難しさはたくさん見てきて身にしみてわかっている上でね 





第三者としてみると、、






脳の器質的な部分に問題があり、それを解消するのだから、怪我や風邪を治すために薬を飲むのと同じと考えるってこともあるけれどもね






そう単純にはどうしても思えなくて、、






それは体の部位ではなく、その人の人格、いわば本人であることの本質を変えてしまうところがあるからで、、






人であるかぎり欠点のない人はいないので、、





性格にしてもどこかしらに欠点(不全状態?)は誰にでもあるのに、障害のある人にだけ、薬を使うのはどうしてもすんなりと受け入れられないところがあって、、






家を破壊したり、周囲に暴力をふるったりで周囲や本人に危険が及ぶくらいの場合ならわかるんだけども、、





そういう場合、薬なしで理想的に支援をする方法はなかなかないんだろうって、、





薬を使わないで部屋に閉じ込めたり、体を縛ったりという方法になってしまったらそれはそれで、、ね





そうなると他の人権侵害の問題の方が大きくなるので、、





そこまでいかない場合はね





薬を使わずに周囲の支援者が大変すぎず、保護者も大変すぎないようにその子どもへのもっと様々な支援があれば済む話ではないのかなって、、





ある保護者の方がしみじみと言ってたことでね





今日は薬を飲んでなかったんで、この子らしいところがあったと思います☆って、、





これがこの子本来の姿だったと、、 





本来の姿にもいいところはあるんです!って






そんな保護者の想いを踏まえた上で、保育者は単純に薬を飲んでる方が支援しやすいからってことじゃなくて、、






あくまでも大変なのは保育者じゃなくて、





正しい行動ができず、またどうふるまえばいいのかわからない、本人であるって意識で保育者は支援するってことが大切かなって、、、



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