恋愛物語の部分も多くを占めているけれども、
緘黙の女の子が主人公なので、
若い人にいろんなことを感じてほしいなって、、
物語は親からのトラウマによって、
言葉を失ってしまう、、
親の言動は子どもの人格を決定するってことを、
あらためて思い知らされる、、
いい意味でも悪い意味でもね
だとしても周りの大人や友人に恵まれると、
充分修復可能なんだってことも、、
緘黙であるがゆえに、
その子が発する言葉の重みを感じる、、
何を考えているかわからないとか、
変な子とか思われがちだけど、
言葉がなくても心はある
みんなと同じように想うことはあるんだよね
人って話さないってだけで、否定されることがあるけれど、
相手を傷つけない、傷つけるのが怖いって思いがあってね
もし自分が話したことで相手を傷つけてそれで、
自分が傷つくのが嫌って思っていたり、、
私が小学校の時にクラスの女の子で緘黙の女の子がいたんだけども、、
先生はしゃべらないなら、立っていなさい!って
酷いよね 今なら考えられないけどそれが普通だった時代で、、
そしてこれも昔ならありがちなことなんだけども、
みなさん、~さんと遊んであげましょう!みたいな指示が先生から出て、
放課後友達と遊びに行った
それで鬼ごっこの最中だったかな
公園の滑り台の上からふざけてその子の頭に小さな石を落とした、、
そしたらその子が見上げて笑ったんだよね
それを結構鮮明に覚えているんだけど、
そんなことがあって後日友達から、
~さん、~(私)のことが好きなんだってって、、
えっ!って、、
それはまだまだドッヂボールとか虫とか泥団子の私には衝撃すぎだった
かなり恥ずかしくなってしまって、
それ以来、冷たくしてしまった、、
ほんとに幼くて未熟だったなって思うんだけどね
その子の方がよほど大人で自分の気持ちを出すことができていたんだって、、
その後は同じクラスにはならなかったけども、
中学になって、すれ違った時に、
友達と笑いながら話す彼女を見て、
なんだかよかったなって思ってね
そう、かなり脱線してしまったけど、
言葉がなくても誰にでも想いはあるから、
ちょっとした背中押しとか周囲からの働きかけで、
卵が割れることがあるって知ってもらえるといいなって、、
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