こんにちは☺
いつも保育士向上委員会ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!
今回のテーマは、福祉で儲けられるのかって話なんだけど、、
身体障害者標識
福祉って、人がいい状態になるとか、公的な支援などで人をより幸せな状態にするって意味ですが、
お金儲けが主体の会社経営とは、ちょっと目的や意味合いが違ってくる。
例えば、利用者の利益を最低限に設定したとしたら、
それでも形としてはやっていけるけれども、
それって福祉?ってことで、、
反対に、利用者の利益を最大限にしようとしたら、
経費を除いた利益をすべて利用者のためにってこともできなくもない。
なので、利用者のためにって幅が、運営者の判断によってかなり差があって、、
運営費を最低限のこの辺りまでって設定すると、
残りをその団体の利益として貯めておけてしまうっていう、、
あと、スタッフに還元するっていうのも、
自由な幅を設定できるし、それもね。
運営者もスタッフも、一定幸せを追求できないといけないと思うし、
今までは(今でもかな?!)スタッフの犠牲の元に運営が成り立っていたところがあって、、
それはそれでよくなくて。
結局は仕事を続けられずに辞めてしまったり、体を壊したり、何よりもスタッフが幸せじゃなくなって、
利用者にとっても、よくわかってくれている支援者が代わることになり、それはとても不利益だし、
利用者を幸せな状態にするという、説得力がなくなってしまう。
ただ、どのくらいが適切なのかと言われると、難しくて、
私の経験でも、開業当初は資金的に厳しくて、利用者になかなか支援のための費用をかけられなかったのが、
運営が軌道に乗ると、少しずつ支援のための費用が増えたっていうことがあったり、、
その割合はわからなかったので、そこを透明化するのも必要だと思ったりします。
それでも、スタッフに還元するのは少し先になるとは思いますが、、
生活には困らない程度には、って思いますし、スタッフのモチベーションとして最低限のお給料は保障した方がいい。
ただ、それで運営者とスタッフがお金持ちで裕福になるくらいってのは、ちょっと違うように思えて。
やっぱり、利用者にとっていい支援ができて、喜んでもらえることが一番!で、、
また、ずっと継続して運営できるってところに重きをおいて、
そういう事業者に運営してほしい。
それが、余ったお金を利用者やスタッフに還元せずに貯めておいて、それを新規事業に回すとかっていうのはちょっと、、ね。
何か起きた時とか、先々の利用者のために貯めておくのはいいのかもしれないけど。
なので、経営者視点で、お金ばかりに野心を持っている人は、
福祉には向かない!って言えるかなと。
それよりも、社会貢献がしたい!とか世の中に役に立ちたい!という目的でその情熱とかっていうのを、
モチベーションにしている人じゃないと、やってはいけない仕事なのかも?!
それも自分の欲求を満たしているという意味では、自分のためって言えるのですが、、
私の経験でも、難しくて手のかかる利用者は辞めさせてほしい!とか休んでくれたら嬉しい!というようなことを、
普通に大きな声で言ってしまうような人は、運営者としてもスタッフとしてもあまり向かないだろうし、
むしろ、手がかかって大変な利用者ほど、支援を必要としていると考えられる人が福祉には求められるのであって、
また経営や子どものためって言って、何でもやってあげるとか、その親が出来そうな仕事までやってしまったら、それはそれで、
子どもが成長する機会や親子関係を深めたり、保護者のエンパワメントをして、育児能力を上げてもらう機会を奪ってしまっていたりね。
親に必要な福祉はそれぞれレベルや質が違い、それを見極める目は必要ですが、単なる顧客獲得のためのサービスにならないように注意は必要で、、
福祉って、自分のメリットや裕福になるためというよりも、どこか自己犠牲というか、奉仕の精神を持っている人の方が、
いい支援者なり、運営者になれるのではないかなってことが、これから福祉を目指す若者に伝えておきたいことかな。
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参考:障害のある人が居ない方がいい社会?!
最後まで、福祉で儲けるって可能?!をお読みいただき誠にありがとうございます!
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