がちゃばばのひとりごと

いつまでも若々しく

大船フラワーセンターのユキモチソウと山野草

2009-04-21 14:52:16 | 山野草

今年もユキモチソウに出会えるかなとせせらぎ小道にやってきました。
3本ほど出てましたが一番大きいのを載せました。
イカリソウやコバノタツナミソウも見ることが出来嬉しかった。4/19 14:00頃


ユキモチソウ(雪餅草) サトイモ科

山地の林下に生える多年草で,葉は 2 枚で鳥足状,3 ~ 5 枚の小葉になっています。葉の間から肉穂花序を立て,紫褐色の仏炎苞(ぶつえんほう)を持ちます。付属体は白い棍棒状で先端が丸く膨れています。この様子を雪白の餅にたとえた命名です(実際に餅のように柔らかいそうです)。Google検索
「2年前より減っていました。」


エビネ ラン科
地表近くにできる根茎がエビのように曲がって連なっているため「海老根(エビネ)」の名前があります


エビネ


ヒトリシズカ(一人静) 別名ヨシノシズカ センリョウ科 センリョウ属
名の由来, 花が咲く姿を静御前が舞う姿に喩えた。 特性, 多年草。 林の中や湿った木陰に生える。 草丈は20~30cm。


コバノタツナミソウ(小葉の立浪草) シソ科 タツナミソウ属
タツナミとは、一方向に立ち並ぶ花の様子が、押し寄せる波がしら
に見立ててこの名がついたそうです。


イカリソウ メギ科 イカリソウ属 絶滅の危惧品種
船の碇(錨)に似ているところからこの名前に。
昔から強壮、強精の薬草として知られている。


シロミミナグサ (白耳菜草) ナデシコ科 ミミナグサ属
 ヨーロッパ原産の観賞用多年草で、ナツユキソウとも呼ばれる。


アケボノフウロ(曙風蕗) フウロ科 ヨーロッパ・コーカサス地方原産

「色々な可愛らしい花に出会えて嬉しかったです。65歳以上、無料で
入園出来有り難いです。この日は暑くて、アイスクリームは売り切れ、お茶、
ジュース類も売り切れでした。長々とご覧頂き有難うございました。」


箱根湿性花園のザゼンソウ・カタクリの花

2009-03-29 14:13:31 | 山野草

箱根湿性花園では、ミズバショウの他にもザゼンソウやカタクリの花
が見られました。とても寒くて2時間ほどで帰ってきました。
3/27  13:00~15:00


カタクリの花が、沢山咲いていました。


カタクリ (片栗)ユリ科 多年草 北海道~四国の山林
[片栗] 球根が栗の実の1片のようだからです。地上に姿を見せるのは、
とても短く、春だけ。5月には葉も枯れて、翌年まで球根のまま眠ります。

「カタクリは撮りたい花の1つでしたのでうまく撮れなかったけど嬉しいです。」


ザゼンソウ(座禅草) サトイモ科 多年草 北海道、日本海側の山林
花の色と形が、お坊さんの座禅を組む姿を想わせるのでこの名があります。
ミズバショウの葉は、楕円形なのに対し、ザゼンソウの葉はハート形です。

[ちょっと不気味な花です。葉も出ていてびっくりでした。」


キクザキイチゲ キンポウゲ科


白花のキクザキイチゲ


エゾノリュウキンカ キンポウゲ科

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ここからは入り口近くの花壇風に植えられた小さな花たちです。

 

「早春の湿性花園花数は少なかったけれど楽しめました。」


参考資料  「箱根湿性花園の花」箱根町観光公社

 


箱根湿性花園の水芭蕉

2009-03-27 21:44:36 | 山野草

久しぶりに良いお天気だったので友達と箱根湿性花園に水芭蕉を
見に行ってきました。沢山の水芭蕉が春の日を受け輝いているようでした。
3/27 12:30~15:00


湿地に連なる水芭蕉


今日撮った中で一番スマートな水芭蕉


不思議といろんな方向を向いています。


白い苞の中にある棒状のものが花の穂で300個以上の小花が集まっています。
(拡大トリミングしてます)


現地に立っていた詳しい絵入りの説明をお借りしました。

「水面に映る水芭蕉も心なしか今日の寒さに震えているようです。
昨年は、花の時期が過ぎていて残念な思いをしましたが、今年は
花がいっぱい咲いていて本当に良かったです。」

 


大船フラワーセンターのミスミソウ

2009-03-24 21:28:09 | 山野草

フラワーセンターのせせらぎ小道には、オオミスミソウ・バイモ・ニリンソウ
など春の山野草が風に揺られていました。3/21 15:00頃m


オオミスミソウ (ユキワリソウ) キンポウゲ科 ミスミソウ属
雪ノ下でも常緑なので雪割草の名も
葉が3裂している


咲いたばかりの白い花


バイモ(貝母)(アミガサユリ) ユリ科 中国原産
先端巻きひげ状で他のものにからみつく。
「下向きの花で、花の中を撮るのが大変でした。なるほどあみがさ
のような模様をつけていました。」

ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科 日本・中国北東部・サハリン
絶滅のおそれのある種


ヒメリュウキンカ  キンポウゲ科

「沢山の小さな可愛らしい春の花に出会えて嬉しかった。」

 

 

 


タネツケバナ

2009-03-11 11:37:37 | 山野草

藤沢市遠藤の畑で、小さな白い花をつけたタネツケバナを見つけました。3/10


タネツケバナ アブラナ科 タネツケバナ属
名は、苗代用の種もみを水に漬けるころ花が咲くからといわれる。
「あまり目立たない小さな花で雑草に囲まれて全形は見えにくかった。」
花びら4枚 十字形 花の大きさ3~4mm


横から見ました


もう沢山の実をつけているのもありました。

参考資料(ヤマケイポッケトガイド①野の花  山と渓谷社)

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ホトケノザはすっかり伸びてしまった。


蕾と咲きがけの花


面白い花の形です。

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「オニノゲシも咲き出してすっかり春らしくなりました。」


 


 


早くもトウダイグサが咲いていた

2009-03-08 15:21:16 | 山野草

藤沢市遠藤の畑に早くもトウダイグサが花を付けていました。
このところの雨で、野の草も元気いっぱいです。3/5 15:00頃


まだ朝晩は寒いので土の上を這っている


トウダイグサ(灯台草) トウダイグサ科 トウダイグサ属 全草有毒
北海道を除く本州各地の日当たりのよい畑や道端などに生える2年草。葉は互生、茎の先に葉を5個輪生し葉腋から放射状に枝を出し、その先に杯状花序をつける。
名は花の形が燭台に似ていることから。

  「この花は、折ると乳液状の汁が出てかぶれるので気をつけたい。」
                                       (ウェブ検索)


径2~3mm位の小さい花です。


ハナアブが蜜を吸いにきた。

 

 


ヒメオドリコソウが咲き出した

2009-02-11 20:49:36 | 山野草

いつもの散歩道を歩いていたら、ヒメオドリコソウが紅紫色の葉の
下から小さいピンク色の花をのぞかしていていました。2/10 12:00頃


ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) シソ科 オドリコソウ属
明治時代に東京で見つかった帰化植物。オドリコソウと同属で小型な
ことからこの名前がついた。大きさや花期はホトケノザとも似ている。
「咲き始めたばかりといったういういしさがある。」

葉の表面は 細脈部が著しく凹入りすることが多いようです。下向きの短毛が生えている。 葉身は心形で表面は細脈部が著しく凹入りしてしわとなる。
                                         (ウェブ検索)


花びらは、唇形。下唇は3裂する。


「すごく毛深い葉だ。」(マクロレンズ撮影)

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よく似た花、ホトケノザ

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   「オオイヌノフグリの蘂も花びらの色もまあまあに撮れて良かった。
    散歩道は、春に向けて楽しみいっぱいになりそうです。」


オオイヌノフグリ

2009-02-03 22:25:26 | 山野草

節分の日、遠藤の畑には、春一番に咲く花、可愛いブルーの
オオイヌノフグリが見られました。2/3


オオイヌノフグリ (大犬の陰嚢)ゴマノハグサ科 クワガタソウ属 
ヨーロッパ等が原産の帰化植物で全国に広がった。
別名(星の瞳)の方が可愛らしくてピッタリですね。

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ホトケノザ(仏の座) シソ科 オドリコソウ属
名は、葉を仏が座るハスの葉に見立てたもの


セイヨウタンポポ キク科 タンポポ属
食用に持ち込んだものが増え広がったといわれる外来種のタンポポ。
「葉は、ロゼット状で花もつぼみも地面を這っていました。」


ウシハコベ ナデシコ科 ハコベ属
名は、ハコベに似ていて大形なことによる。

ナズナ(ペンペングサ)アブラナ科

フキノトウも顔をだして


湧き水の傍には、セリが美味しそう!

「まだまだ寒い日が続くと思いますが、ちょっと春めいた
遠藤の畑でした。」

参考資料(ヤマケイポケットガイド① 野の花 山と渓谷社)


草の実

2008-12-10 22:21:41 | 山野草

ちょっと載せるのが遅くなりましたが、秋の草の実や種です。
色々な形が面白いです。


タカサゴユリ ユリ科
細い葉と紫の筋の入った花、この花が風媒花と知りどんな実と種か
知りたいと思っていました。9/17


からからに乾いた実がはじけて、まさに半月形薄い膜を
付けた種を見たとき、これならふわふわと風に飛ばされ
思わぬところに花を咲かせると納得しました。11/13


ホソバノアキノノゲシ キク科 アキノノゲシ属
一見ノゲシ(ハルノノゲシ)に似ていて秋咲きなので、この名がある。
花は、昼間咲いて夜閉じる。曇りの日は開かない。11/28


白い綿毛


アメリカイヌホウズキ ナス科 アメリカ原産
道端や荒れ地に生える一年草
実の径約5㎜ 花柄・果柄の伸びる部分は,ほぼ一箇所から。12/6


アオツヅラフジ ツヅラフジ科
前に載せた時は緑色でしたが、濃い青紫になっていた。
実は薄らと粉をふいて径は8㎜程、葉は黄色くなりかけていた。12/6


カラスウリの実  12/6
夏白い花を咲かせたカラスウリも葉が枯れ真っ赤な実を
のぞかせていました。今日は、18.℃と暖かでしたが、季節は
冬になりました。


参考資料(ヤマケイポケットガイド  野の花)

 

 

 


北鎌倉辺りの植物

2008-11-12 10:36:26 | 山野草

瑞泉寺脇の今泉に抜ける道を植物を探して歩いてみました。
日陰の崖には、ゆく秋を惜しんで小さな草花が咲いていました。
この道は細いうえに車の往来が結構多く途中で引き返してきました。
                               10/31 14:00頃


ヤクシソウ(薬師草) キク科 オニタビラコ属 2年草
名は、初めに薬師堂のそばで見つかったから。

「薄暗い崖の草木の中で目立って綺麗でした。」


ヤブマメ(ツチマメ) マメ科 1年草
果実は、地上と地下に出来ますが食べられるのは、地中果で
1cmのだ円形です。
「面白いですね。そう言えば近くで茶色い毛の生えた3cmほどの
地上果実を見ました。」


アキノカラマツ(秋唐松) キンポウゲ科 カラマツソウ属 有毒
花弁のように見えるのは萼、沢山の雄しべが目立ちます。
この雄しべの様子がカラマツの葉に似ている事から名がついた。


ノハラアザミ キク科 アザミ属
頭花は上向き野原に多いことから牧野富太郎博士が命名しました。


ベニバナボロギク キク科 アフリカ原産
山沿いの藪や、路傍等に生える。
「今にも綿毛の種が飛びそうでした。レンガ色の紅を付けおしゃれ。」


茅葺の民家です。明月院のすぐ近くに有ります。昔懐かしい雰囲気ですね。
鎌倉の紅葉は、12月初め頃の様です。ここ2~3日の冷え込みで早くなる
かもしれませんね。

 

 


吾妻山公園の小さな秋

2008-11-06 21:08:57 | 山野草

今日は暖かく良い天気なので久しぶりに二宮に有る吾妻山公園へ
出かけました。薄っすらと富士山も見え、ちょっと色づいた木も見つかり
小さな秋を楽しめました。11/6 14:00~16:30


見晴らし台から  日本画の薄墨で描かれたような富士山に
「わー綺麗!」と感嘆の声を上げてしまいました。
若いカップルが、「見えて良かったですね~」と声をかけてくれました。


光っている相模湾  波もなく穏やかでした。


 



モミジの紅葉と周りの木の黄葉


ノコンギク キク科 ( 園芸品種)


ノギク キク科


ツワブキ キク科 ツワブキ属
常緑で花も美しく庭にも植えられている。若い葉は、綿毛を被っている。
この頃の葉柄を佃煮にしたものを「きゃらぶき」と言って食用にする。


クロガネモチ モチノキ科 モチノキ属
本州の関東以南の浜辺に自生
枝や幹が黒っぽい「赤い実が沢山ついていました。」


雲の中に沈む夕陽 午後4時30分頃

「夕陽を夢中になって撮っていたら辺りに人影が見えなくなった。
あわてて管理事務所の方に向かった。閉園は5時、係の方は
まだいらっしゃいました。」

参考資料( ヤマケイポケットガイド① 野の花 山と渓谷社)

 


パンパスグラス

2008-10-24 22:12:03 | 山野草

大船フラワーセンターで草丈の大きいふさふさのの花穂の
パンパスグラスを見ました。10/21 15:30頃


パンパスグラス(シロガネヨシ) イネ科 コルタデリア属 南アメリカ原産 
常緑性多年草  アルゼンチンのパンパスに大群落を作って生育している。
「西日を受けている穂を逆光で撮ってみました。」


花穂30cm~1mもありドライフラワーの材料として、使われたりします。
「薄茶色の羽毛状の穂が柔らかそうで綺麗でした。」


葉には細かいギザギザが有り手を切ると大変だそうです。


「花穂の拡大です。ぼやけてしまいました。」

参考資料(ウェブ検索)

 


コセンダングサ

2008-10-20 18:48:29 | 山野草

コセンダングサが面白い実をつけていました。 10/18


コセンダングサ キク科 センダングサ属


そう果の先端には2~4本の逆棘のある芒が有りこれが動物の毛
などにからまって運ばれ繁殖します。ひっつき虫です。


アマチャヅル? ウリ科 アマチャヅル属 つる性多年草
葉をかむとわずかに甘いそうです。


艶々光った黒っぽい実
葉には朝鮮ニンジンと同じサポニンが含まれ健康茶として売られている。


コキア(ホウキグサ)
小学生がフェンス沿いに植えたホウキグサが赤く色づきました。


ホウキグサの実
この果実を「とんぶり」と呼び食用にするそうです。(秋田名物)
昔、実を採ったあとは箒に加工しました。


セイタカアワダチソウ

2008-10-18 20:59:32 | 山野草

遠藤の空き地にセイタカアワダチソウが黄色い花を
沢山咲かせていました。10/18 16:00頃


セイタカアワダチソウ キク科 アキノキリンソウ属 北アメリカ原産
造成地や埋立地、休耕地、河川敷などに多い。


花は、茎の上部の枝に多数集まってつく。
花弁は舌状花多数、筒状花多数大きさは、5~6㎜。


葉は、線状長楕円形、縁にはにぶいぎざぎざ。
草丈1~2.5mとのっぽだが、ここのは1m位で若々しい。
「花粉症を引き起こす花と言う汚名が晴れて、安心して写真を撮りました。」

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「ヨウシュヤマゴボウに止まっているバッタ。周りの色に溶け込んで分かりにくい。」

参考資料(ヤマケイポッケットガイド①野の花 山と渓谷社)


クズ・カナムグラの実

2008-10-15 12:56:30 | 山野草

遠藤の散歩道で、クズとカナムグラの実を見つけました。10/9


クズ(葛) マメ科 クズ属
花は、秋の七草のひとつ。 根から採ったデンプンを葛粉という。
「花は、撮り忘れてしまった。来年は忘れずに撮ろう。」


カナムグラの実
「以前アップした時は雄花ばかりでしたが、今は雌花も目立ちます。」

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白花ホトトギス (東慶寺にて)


ヤマホトトギス (遠藤散歩道にて)