食虫植物のコーナーで不思議な花に出合いました。
ウツボカズラ ウツボカズラ科 ネペンテス属
一番大きな食虫植物で袋の大きさ30cm、容積2ℓに
なるものも有ります。袋の中に虫を落とし込み、消化液で溶かします。
ハエ、クモ、トンボ、プランクトン等、小さな虫を食べています。
ふたの裏に蜜があり、虫を誘い込みます。
内側の壁はつるつるで、逃げる事はできません。
ムシトリスミレ タヌキモ科
葉にあるキノコの様な形をした腺毛から分泌された
粘液で獲物をとらえます。
「ここのムシトリスミレの葉には、虫はついていませんでした。」
ハエトリグサ
ハエトリグサ モウセンゴケ科 ハエトリグサ属
北アメリカ原産
葉を閉じて葉の中に虫などを、閉じ込めます。
消化するのに10日程かかります。
「こんなに可愛らしい花の栄養が、虫たちとは・・・。
いたずらで葉の中に小石が、入っていました。」
沢山の珍しい花達に出合えました。こんど山や、草原、沼、池
等で、出合えたらと思いました。
(箱根湿性花園の花改訂版より)