探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

ブヨなし良好

2017年06月05日 | ガロアムシなど掘削系探索


北見山地のとある沢
小雨で低温という一般的な探索するには悪条件であるが、ガロアムシ探索は掘削採集なので天気に左右されず、しかもブヨに襲われないので、ある意味好条件。

この沢、上流は期待できなさそうだったので、珍しくアクセス地点から下流へ移動しつつ、ガロアムシの生息環境を探す。
仕事の疲労がたまっているので、あまり体力を消費することができない・・・

今シーズン2個体目幼虫
なぜ1個体目ではないのかと言うと、先日行った探索で幼虫を掘り出したが、カメラを準備している隙に逃げられてしまった。

生息していそうな環境(礫層)はあるにはあるが、表層に木の根が多く、それが邪魔で掘るのが困難。北見山地はこのような場所が多い。
ちなみに北見山地では、個人的に成虫の採集確率が低い。
そのためサンプルとして、飼育し成虫にするためお持ち帰り。


尾毛が7節(亜分節は含めず)なので、終齢と思われる。
体色が暗いので脱皮は近い。
次の脱皮で亜成虫となり、更に次の脱皮で成虫になる。


ん?この足跡・・・
小さいがヒグマだ。しかも新しい。
深追い禁物、引き返そう。