探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

29日後

2017年06月26日 | 自然探索記~採集記(道北)


丸まった落ち葉。
糸で固定されているとはいえ、丈夫な作りではなく、触ると簡単に切れる。
その中には・・・


エゾヒメギフチョウの蛹が鎮座しておられた。
思いの外、小さく、体長は17mm


上面
あまり言いたくないが、汚い蛹だ。
美しい蝶になるための代償は大きい。ここは我慢の時(?)


正面
あまり言いたくないが、化け物だ。
気持ち悪がられたり、罵声を浴びても、耐えるしかない。ガンバレ!

この蛹を野外で見つけるのは容易な事ではない。必用なのは運と根気。
無数に落ちている落ち葉からこれを探し出すことができるのは、探索神に祝福されている者のみ・・・と思っている。
簡単な方法は幼虫を飼育すればいい。これは段違いに難易度が低い。