探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

凋氷画脂

2019年04月20日 | カタツムリ探索・飼育

平成最後の満月の日 、ポイマイ(アポイマイマイの略)を探しに遠征。

かんらん岩がごろごろ転がっているガレ場。
岩の隙間や落ち葉下にポイマイは潜んでいる。


死貝(空殻)はちょくちょく見つかるが、時期的に気温が低く、意外に地面が乾燥していたためか、なかなか生体が現れない。
まだ越冬中の個体もいるのだろう。
しかも雪が積もらない地域なので落ち葉が秋の状態でそのまま厚く堆積しており、1枚1枚こまめに確認する余裕がない。
かなり大雑把になってしまったので、見逃した個体もいるだろう。

それでもなんとか生体は見つけることができた。

岩の隙間奥に潜むポイマイ。
過去に何回か探しているが、岩の隙間に潜む個体は意外に稀だ。
野ネズミの巣になっていることが多いので、捕食されてしまうのかもしれない。


落ち葉下で確認。

結局。4時間探して2個体のみ・・・効率悪すぎ。(最初の1時間で2個体、以降なし)
やっぱり、カタツムリはもう少し暖かい日で雨後じゃないと、いい成果は期待できないね。ポイマイも然り。

それにしても片道5時間はキツイ。
特に帰路は眠気との戦いが延々続く。
誘惑に負けて途中の温泉に入ったものなら機能停止となり、翌日の帰宅になりかねない。

え?春はまだ来ないのかって?まだこないよ。



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