今日は撮影で東京オペラシティで開催されるイ・ムジチの子供のためのコンサートへ。3世代で聴く、というサブタイトル通り、最初に日本で大ヒットを飛ばした1968年のアルバムで初めて聞いた世代~今の時代に生きる子供達へと贈る特別企画。名前だけは知っていたが、イ・ムジチは1976年に日本で100万枚、77年には世界で1000万枚を売り上げている。約1時間の演奏の前に、バイオリンに触れることが出来る体験コーナーが設けられ、真剣な眼差しでバイオリンを弾く子供たちの表情を撮影。開演後は消音バッグをつけてモニターブースやステージ袖からガラス越しの撮影。1万円程度の消音バッグ(エツミ?)だが、それなりに効果はある。弦楽器の澄んだ音色が聞こえてくる。久々の生音なのに、仕事で残念。終演後はイ・ムジチメンバーとの交流会、といってもサイン会のようなもの。子供も大人もメンバーの側に殺到し大混乱。しかしメンバーは笑みを絶やさずとても感じが良い。そんなにこやかなメンバーに対し、数人の子供達の握手する時の表情が気になった。というのも、握手をして貰っているにもかかわらず、相手の目を見ようともせず、ただただ無表情、無愛想なのだ。まるで握手を盗んでいるように見える。恥ずかしいのか、照れ隠しなのかわからないが、コミュニケーションが苦手な国民であると評判の日本人の姿を垣間見たような気がしてちょっと残念だった。