ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

旧古河庭園

2007年11月12日 | Weblog
旧古河庭園へ。JR駒込駅から、近いかなと思いきや徒歩15分くらいか?結構遠い。
園内に入るとまずイギリス人建築家ジョサイア・コンドル氏設計によるルネッサンス風洋館が目に入る。そしてバラのいい香り!花は終わりかけだが、その華やかな香りはもう少し楽しめそう。西欧式の庭を抜け、日本庭園へ。こちらは明治~大正初期の植治作庭の池泉回遊式の庭園だが、巨石で構成された橋が見事。紅葉は広葉樹とモミジがごく一部。こじんまりしているが苑路から眺める景色が変化に富んでいて面白い。茶室で裏千家のお茶をいただく。秋らしいシメジと柿をかたどったお菓子。お茶はおいしかったが茶室からの景色はあまりよくない。
旧古河庭園:


本日の夕飯は森下駅すぐの「みの家」。みの家といえばさくら鍋。風情を感じさせる建物、玄関を入ると下足番のおじさんが出迎えてくれる。靴を預けると、古びた木の札を渡される。20cmはあろうかというこの札の大きさがいい。6時に出かけたのだが、既に先客で60%ぐらいの入り。畳敷きの大広間に、長いテーブルが2列。その広間を取り囲むように廊下が配されている。まずはスタンダードのさくら鍋と馬刺し、そして漬物。小型の平なべに具が満載された状態でテーブルに届けられる。具は馬肉と麩、ネギとしらたき。オプションで焼き豆腐とエノキ茸も追加出来ると聞き、エノキを追加。具が全部入った状態で火を入れるので、出来上がりのタイミングが一気に訪れるので忙しい。甘辛い味噌(八丁味噌か?)の味が濃厚、出来上がったものは生卵でいただく。最後に、この卵を鍋にかけてとじたものを白いご飯にかけていただくといいらしい。次にさくら鍋のロースを追加。追加分はお皿に盛られて出てくるので、自分たちのペースで食べられる。そして肉もロースだけあって柔らかい。ケトバシだけあって、味わうというよりも勢いで食べる感じ。最初は馬刺や一品料理を楽しみ、落ち着いたところでさくら鍋ロースとオプション具材を注文し、〆に卵とじご飯がベストか。