ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

意外や意外

2008年07月15日 | スポーツ関連
夏の風物詩サントリー ザ・プレミアム・モルツ ドリームマッチ2008」。仕事がなかなか片付かず、「今年は行けないかも。」と懸念していたのだが、何とかかんとか試合途中から観戦が叶った。毎年の事とは言え、場内は大入り。「普段のジャイアンツ戦よりも入っているのではないか?」と思ってしまう程。

北京オリンピック開催迄1ヶ月を切った状況故、野球日本代表のコーチで在る田淵幸一氏&大野豊氏は不参加。状況が状況とは言え、ドリームマッチの常連で在る彼等の姿が無いのは寂しかった。同じくコーチの山本浩二氏は例年通り参加していたが、これは「万が一、試合で怪我をして北京オリンピックに帯同出来なくなっても、チームには何等影響が無い。」という判断が在った訳では無く、「ザ・プレミアム・モルツ球団の監督を務めているので、参加しない訳にはいかない。」という理由からだろう。

こちらに出場選手の顔触れが載っているが、実に豪華で個性的な面々。彼等がグラウンドに居るだけで、観ている側は心が浮き立つ。バッティングにピッチング、そして守備にと、選手個々の見せる何気無い仕草が、現役時代と変わっていないのが嬉しい。

投球時に眼鏡を掛けていた郭源治氏等、往年の名選手達にも確実に老いが忍び寄っている。全般的に感じたのは、肉体的な衰えって、先ずは足から来るんだなあ。という事。「猛ダッシュを決めたつもりが、『頭でイメージする足の動き』と『実際の足の動き』に差が生じていて、何とも言えない苛立ちを感じる。」事が、最近の自分は感じる事がまま在る。運動不足が大きな要因だが、他の能力以上に脚力が落ちたのは否めない。往年の名選手達もその例外では無い様で、昔を知っているだけにその脚力の衰えを痛感させられた。



槙原寛己氏v.s.ランディ・バース氏」という因縁の対決(動画)、川藤幸三氏の代打パフォーマンス、独特の存在感を放つ江夏豊氏等、見所は満載だったが、何と言っても場内が盛り上がったのは、“マサカリ兆治”こと村田兆治氏。鍛え上げられた肉体、ダイナミックな投球ファームは現役時と変わらず、来年には還暦を迎える人間とはとても思えない。最高球速こそ昨年の139キロに及ばない134キロだったが、必死で投げ込むあの姿だけで自分は大満足。一球一球に声援&拍手を送っていた大観衆も、自分と全く同じ思いだったのではないか。

試合は、ドリームマッチ史上初の延長戦に突入。10回裏、元木大介氏の犠牲フライでザ・プレミアム・モルツ球団が「3対4」で勝利を収めた。現役時代から元木氏は、美味しい所をしっかり持って行く。

一番意外だったのは、金村義明氏のフットワークの良さ。某番組で行った血液検査では血液がドロドロな事が明らかになる等、不摂生の代表格の様な彼。しかし昨日は、守備でも打撃でも軽快さを見せていた。心做しか、体型が締まった様に感じた。話題作り50kg痩せた様なあの人とは異なり、自己節制した賜物だとは思うが。

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2 コメント

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リアルオールスター (tak)
2008-07-15 11:50:47
金村さんは私生活、仕事でもフットワークが軽そうですね~経営している焼肉店も繁盛しているようですし、テレビの出演も順調。
でもこのドリームマッチ、往年の選手達がそれこそ夢の対決をしてくれるわけですから、ファンにとってはありがたいもの。有る意味オールスターゲームの性格がつよいのは本家よりこっちのほうかも。
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>tak様 (giants-55)
2008-07-15 12:51:03
書き込み有り難う御座いました。

清原選手を始めとした“御友達”の裏話暴露が鼻に付く解説が好きではなかったのですが、この日のフットワークの軽さに、金村氏を少し見直した次第です(笑)。

昔を考えると一寸存在感が軽くなってしまった様なオールスターゲーム。それを考えると、仰る様に昨日のドリームマッチの方がオールスターゲームといった感じは強いかも。
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