「2016年大晦日に放送されたTV番組」、正確に言えば「2016年大晦日の夜に放送され、自分が実際に見たTV番組。」に付いて、感想を書いてみたい。結論を先に書いてしまえば、「2015年大晦日の夜に放送され、自分が実際に見たTV番組。」以上に詰まらなかった。
先ずは「NHK紅白歌合戦」だが、“目玉”が無い上、例年以上に“学芸会的な演出”が目立った。4時間半の放送時間内で、じっくり見た時間は殆ど無く、ザッピングの合間に見るという感じ。合計で10分も見なかったと思う。
ジャニーズ事務所所属の歌手が6組も出演し、中でも“嵐押しの演出”が際立っていた。SMAP解散を受け、「“ジャニーズ帝国”は安泰。SMAPの次に内の屋台骨を背負うのは嵐。」という、ジャニーズ事務所のアピールの場の様だった。
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP!」は、全部で1時間半位見たろうか。ハッキリ言ってマンネリで、余り笑える内容では無かった。松本人志氏自身もマンネリ化している事を感じている様だし、打ち切りを考える時期に在るのではないか。
「史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016」は、20時50分頃から放送された「魔裟斗氏vs.五味隆典氏」の対戦だけ見た。「元キックボクサーの魔裟斗氏。」と「元修斗世界ウェルター級王者の五味隆典氏。」は同学年の間柄。“アラフォー”となった彼等の対戦、見る前は正直期待していなかったのだけれど、手に汗握る良い内容だった。
魔裟斗氏の強烈なローキックを何発も食らい、全身に幾つも赤痣を作っていた五味氏。足元がふらつく場面も在ったが、果敢に攻める姿勢は立派。又、五味氏から顔に強烈な連打を食らうも、最後迄攻め入っていた魔裟斗氏も凄かった。結局、引き分けに終わったけれど、大満足の対戦。今回記したTV番組の中では、一番良かった。
31日のテレビは地上波は殆ど観ず、CSのチャンネルをザッピングしてた程度。
昔の様に誰々が出るから観るとか、大晦日特番だから観ると言った番組が皆無なのがその理由。
魅力のある番組とにかく少なくなった様に思います。
金太郎飴の如く、何処のチャンネルに合わせても、同じ様な内容の番組許り。制作費が減らされた事が原因なのか?其れとも、制作者の想像力の枯渇なのか?地上波以外で再放送を見ている方が、余程面白い。
昔もマンネリな番組は在ったけれど、マンネリな中にもキラリと光る物が在った。雛壇芸人をズラリと並べ、内輪ネタ許りを繰り広げるというのは、もう勘弁して欲しい。
また宜しくお願いします!
TVですか、僕は意外と好きですね。最近の番組は面白くないとかもあんまり思ったことはないです。
なんとなくですが、その時の気分によって同じ番組でも面白かったり面白くなかったりするような気がします。特にバラエティとかは、沈んでる時に見ても一切笑えないですしね。
ガキ使、録画でまだ最初の1時間くらいしか見てませんが、すでに何度も大笑いしてます。きっと今の自分の気分が明るいってことなんでしょうね。
「同じ内容でも、気分によって受け取り方が異なる。」というのは、確かに在りますね。TV番組だけでは無く、小説でも。
年齢を重ねる事で、昔は食べられなかった物が好物になるっていうのも在る。自分の場合で言えば、松前漬けなんか食べる気がしなかったけれど、今でも大好物になっている。
御笑いもそうで、昔はあんなに面白かったのに、今のビートたけし氏の笑いは本当に面白く無い。滑舌が非常に悪くなった事も在るのだろうけれど、「周りが面白いとは思っていないのに、御愛想笑いしている。」のが、嘗てのファンとしては堪らなく辛かったりする。欽ちゃんの笑いが笑えないのは、昔から一貫して変わらないけれど。
私のPCかブラウザが不調で、二度ほどコメントが届かなかったようです。コレはどうかな?