「ライブドア事件」に「耐震強度偽装問題」、「BSE問題」、「防衛施設庁談合事件」と次々に大きな問題が発覚して昨年初め、窮地に追い込まれていた自民党を救ったのは、本来これ等の問題で攻勢に転ずる筈だった民主党のぽかだった。「ライブドアの堀江貴文社長(当時)が部下に、武部勤自民党幹事長の次男に対して、コンサルタント費用として3,000万円の振込みする様に指示した。」とする偽メールを掴まされた所謂「偽メール問題」により、一転して民主党が守勢に回るという”ブーメラン現象”。
昨年末に自民党の佐田玄一郎内閣府特命担当大臣が「政治団体経費問題」で辞任に追い込まれた際も、その直後に民主党の角田義一議員に「闇献金疑惑」が持ち上がり、その事で彼が参議院副議長を辞任した為、又しても攻勢から守勢に転じてしまった。
そして先頃、自民党の松岡利勝農林水産大臣に「事務所費の不正計上疑惑」が持ち上がったと思ったら案の定、民主党の中井洽議員に「光熱水費の不正計上問題」が発覚。何度も”ブーメラン現象”を暗い続ける民主党の学習能力の無さには呆れ果てるばかりだ。自民党には「災い転じて福と為す」や「塞翁が馬」といった諺を具現化出来る強かさが在る一方で、残念ながら民主党には脇の甘さしか感じられない。これで政権奪取を口にするのは、おこがましいと言わざるを得ないだろう。
だからと言って、自民党が磐石な状態と言う訳でも無い。民意を無視した様な迷走ぶりが続いているからだ。このままで言ったら今夏の参議院選挙では、自民党&民主党共に芳しい結果を残せない可能性も充分考えられる。そうなると巷間囁かれている様に、共産党が漁夫の利を得て党勢を盛り返すという事も、満更夢物語では無いだろう。
民主党を始めとした野党のだらしなさが目立つ中で、石原慎太郎都知事の様々な疑惑を暴く等、”国家権力に対する監視者”としての役目をかなり果たしていると思われる共産党。「共産党に在籍していた知り合いが離党を申し入れたものの、”足抜け”出来る迄に散々謂れの無い誹謗中傷されて酷い目に遭った。」という話を以前、知り合いから聞かされた事が在るので、個人的に共産党という党にシンパシーは感じていないが、でも国家権力に対する監視者としてはそれなりにしっかりと機能している気はする。それが独立独歩な姿勢では在ったとしてもだ。
非常に興味深いのは、これ迄概して「共産党なぞ絶対に認めない!」と口にしていた”ネット界の住人達”の中に、「自民党の真の対抗馬足り得るのは共産党しかない。」、「驕り高ぶった自民党に鉄槌を下す為には、共産党に頑張って貰わないと。」といった、言わば「共産党頑張れ!」の声が強くなっている事。勿論、積極的に共産党を支持&応援しているという訳では無く、自民党や民主党が余りにも駄目だからという事での”シニカルで捻じ曲がった共産党賛歌”という面は在ろうが、実際問題自分の周りでも冗談めかして、こういった発言をしている人物はチラホラいる。さてさて、今夏の参議院選挙では何処の党が笑い、何処の党が泣く事になるのだろうか?願わくは国民の方にしっかりと目を向けている政治家が、もっと増える結果になって欲しいものだ。
昨年末に自民党の佐田玄一郎内閣府特命担当大臣が「政治団体経費問題」で辞任に追い込まれた際も、その直後に民主党の角田義一議員に「闇献金疑惑」が持ち上がり、その事で彼が参議院副議長を辞任した為、又しても攻勢から守勢に転じてしまった。
そして先頃、自民党の松岡利勝農林水産大臣に「事務所費の不正計上疑惑」が持ち上がったと思ったら案の定、民主党の中井洽議員に「光熱水費の不正計上問題」が発覚。何度も”ブーメラン現象”を暗い続ける民主党の学習能力の無さには呆れ果てるばかりだ。自民党には「災い転じて福と為す」や「塞翁が馬」といった諺を具現化出来る強かさが在る一方で、残念ながら民主党には脇の甘さしか感じられない。これで政権奪取を口にするのは、おこがましいと言わざるを得ないだろう。
だからと言って、自民党が磐石な状態と言う訳でも無い。民意を無視した様な迷走ぶりが続いているからだ。このままで言ったら今夏の参議院選挙では、自民党&民主党共に芳しい結果を残せない可能性も充分考えられる。そうなると巷間囁かれている様に、共産党が漁夫の利を得て党勢を盛り返すという事も、満更夢物語では無いだろう。
民主党を始めとした野党のだらしなさが目立つ中で、石原慎太郎都知事の様々な疑惑を暴く等、”国家権力に対する監視者”としての役目をかなり果たしていると思われる共産党。「共産党に在籍していた知り合いが離党を申し入れたものの、”足抜け”出来る迄に散々謂れの無い誹謗中傷されて酷い目に遭った。」という話を以前、知り合いから聞かされた事が在るので、個人的に共産党という党にシンパシーは感じていないが、でも国家権力に対する監視者としてはそれなりにしっかりと機能している気はする。それが独立独歩な姿勢では在ったとしてもだ。
非常に興味深いのは、これ迄概して「共産党なぞ絶対に認めない!」と口にしていた”ネット界の住人達”の中に、「自民党の真の対抗馬足り得るのは共産党しかない。」、「驕り高ぶった自民党に鉄槌を下す為には、共産党に頑張って貰わないと。」といった、言わば「共産党頑張れ!」の声が強くなっている事。勿論、積極的に共産党を支持&応援しているという訳では無く、自民党や民主党が余りにも駄目だからという事での”シニカルで捻じ曲がった共産党賛歌”という面は在ろうが、実際問題自分の周りでも冗談めかして、こういった発言をしている人物はチラホラいる。さてさて、今夏の参議院選挙では何処の党が笑い、何処の党が泣く事になるのだろうか?願わくは国民の方にしっかりと目を向けている政治家が、もっと増える結果になって欲しいものだ。

私は憲法9条なんか削除すべきだと思うし基本的には自由競争経済が良いという思想だし過剰な福祉はいかがなものかと考えますが、それでも日本共産党の主張に共感するときもあります。
特に地方においては自民党や民主党より考えが近いかも。
だいたい自由民主党と名乗る政党は自由経済を解かっていない。利権談合共産主義者の集まりです。
地方で利権談合共産主義の自民党に対抗しようと思えば日本共産党と協力するという皮肉な結果になります。
憲法9条や従軍慰安婦なんか何を言ってるんですか?
と時々、論争になりますが彼らとは仲良しの人が多いです。
正反対の思想だけど一生懸命に自分達の思想を訴える姿はエライと思いますね。
いくら改憲が必要だ拉致の解決だ愛国心が大切だと言っても地方で自民党がそのための活動をするところを見たことがありません。
自民党も民主党も怪しげな献金に頼らず共産党のように党の機関誌を売ればいいのに。自分達の政策を伝えられるし。
自民党と民主党は余りにも似ていて(左右の幅は民主の方が大きいですが)、同じ失策を同じ時期に繰り返すため、民主党が自民党を打ち負かすことは難しいと思います。私も経済政策等、共産党の政策は支持出来ない部分がありますが、政権の牽制機能としての存在を期待します。
確かに「共産党」という響きにはソ連や中国を連想させられ抵抗感がありますが、企業を含めて日本の組織には社会主義的な側面があるように思えます。昔ビートたけしが、「もしかしたら社会主義が一番上手くいっているのは日本かもしれない。」といったことを書いていたのを思い出しました。
そういえば昔実家に自民党の機関紙の自由新報と赤旗が転がっていました。どちらも付き合いで取っていたそうです。
共産党の最終目的を考えれば、所々いいなぁと思うところがあったとしても、政権やキャスティングボートを握らせるのは怖いですね。
まー、ぶっちゃけて言うとシニカルでしょうか(爆)
「この国(日本)には”野党”はいない。人々が”野党”と呼んでいるそれは”アンチ与党”である。」
と。
私にとってこの言葉は、1995年の社会党(現・社民党)政権に対する失望の核心を突いたものであり、そのためか、この言葉は今でも私の中で行き続けています。
真の”野党”は与党に取って代わるだけの実力と気概と覚悟(責任とも言える)を持っています。一方、”アンチ与党”は与党の考えに”NO”と言うしか能がなく、与党に取って代わって国民のために尽くすという気概も覚悟も全くありません。
1995年に馬脚を現した社民党はもとより、野党ぶっているつもりでいるだけで全然野党にもなっていない民主党ははっきり言って”アンチ与党”だと思いますし、そんな”アンチ与党”に失望した人々の支持を得ようとしている共産党もまた、2005年の「郵政解散」後の総選挙時の
「確かな野党」
というキャッチフレーズを見て、「政党である以上、与党を目指すんじゃないんかいっ!?あんたらも”アンチ与党”かいっ!?」とツッコんでしまいました。
それにしても、与党(自民、公明)が与党でいられるのは、多くの国民が「アンチ”アンチ与党”」であり、そんな国民によって支えられていると思うと、正直寒いです・・・。
「日本に存在するのは野党に在らず。須らくアンチ与党で在る。」というのは、なかなか言い得て妙ですね。確かに野党と呼ばれている集団には、「俺達が政権を奪い取って、世の中を変えてやろう!」という強い思いと、そしてそれを実現する為の確固たる政策が感じられないというのは在ります。唯、では与党の自民党や公明党の”議員達”にそういった確固たる政策が在るのか?と言えば、中には高邁で確かな政策を掲げている政治家も居ましょうが、概して官僚の”作文”に乗っかっているだけの政治”屋”が少なくないというのが本当の所ではないかと。野党の連中よりは政治の中枢に居る”旨味”を知り尽くしているだけに、与党で在り続ける事への執着度は強いとは思いますが(苦笑)。
あと、自分もそうですが積極的に野党を支持しているというよりも、「与党の傍若無人ぶりがどうしても受け容れ難いので、アンチ与党としての野党を支持せざるを得ない。」という人も少なくないかもしれませんんね。その意味では、「明確にその党が掲げる政策にシンパシーを感じて、支持している人が少なくないのでは”なかろうか”。」と思われるアメリカの有権者の方が成熟度が高いのかも。
去年出た本の中で、筆坂秀世氏が書いた「日本共産党」はアタシの中では2006年のベスト10に入ります。街中に見られる共産党のポスターに踊る文字が嘘だらけだというのがよくわかります。
夜遅くまで、何を、かは忘れましたが随分と話をさせて頂いた記憶があります。 お元気に活躍されている事をとても嬉しく思います。 益々のご活躍を願っています。
この文はお目に留まりましたら、削除して下さい。
恐らく”あの方”と小生を勘違いされておられるのだと思います。詳細は以前の記事「ば○こう○ち」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/c447608e5f34bcfe415c23cd67e59daf)を読んで戴ければ幸いなのですが、自分は”あの方”の足元にも及ばない単なる中年のおっさんです。
唯、幼少時に”あの方”の”あの番組”に魅せられ、ブログを始めるに当たっては”あの方”の様に、理不尽な事柄にガンガン声を上げて行きたいと思い、このブログ・タイトルと致しました。結果的に誤解を生じさせてしまいました事、誠に申し訳ございません。
宜しければ今後とも何卒宜しく御願い致します。