驚愕のニュースが報じられていた。AP通信によると、カンボジア北東部のラタナキリ州で19年前に行方不明になっていた少女(当時8歳)が、18日迄に無事保護されたという。保護された少女はロチョム・プンギエンさんで、1988年に家畜の水牛の群れを追ったまま行方が判らなくなっていたそうだ。
ところが最近、同州の村で弁当箱から食べ物が無くなる被害が続出し、村人が付近で張り込んでいた所、米を盗もうとした女性を発見。プンギエンさんの父親が、腕に残っていた傷跡で行方不明となっていた娘で在る事を確認した。彼女は言葉を殆ど話せず、与えられた衣服を脱いでしまう等、半分野生化した様子で、父親は「屈んで歩く姿勢が猿の様に変わっており、骨と皮しかない。目は虎の様に赤い。」と証言しているとか。
狼に育てられた少年&少女の話を物語やニュースで見聞した事はこれ迄にも何度か在るが、「実際に狼が人間の子供を育てたという証拠」は確認されていないと聞く。今回の彼女は19年もの間、一体どうやって生き永らえて来たのだろうか?一日も早く人間性を取り戻してくれればと思う一方で、果たして人間社会に復帰する事が彼女にとって真の幸せなのだろうか?と思う気持ちも。
ところが最近、同州の村で弁当箱から食べ物が無くなる被害が続出し、村人が付近で張り込んでいた所、米を盗もうとした女性を発見。プンギエンさんの父親が、腕に残っていた傷跡で行方不明となっていた娘で在る事を確認した。彼女は言葉を殆ど話せず、与えられた衣服を脱いでしまう等、半分野生化した様子で、父親は「屈んで歩く姿勢が猿の様に変わっており、骨と皮しかない。目は虎の様に赤い。」と証言しているとか。
狼に育てられた少年&少女の話を物語やニュースで見聞した事はこれ迄にも何度か在るが、「実際に狼が人間の子供を育てたという証拠」は確認されていないと聞く。今回の彼女は19年もの間、一体どうやって生き永らえて来たのだろうか?一日も早く人間性を取り戻してくれればと思う一方で、果たして人間社会に復帰する事が彼女にとって真の幸せなのだろうか?と思う気持ちも。
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ローマ帝国の建国にはその様な逸話が在るんですね。勉強になりました。
自分も狼よりはチンパンジーの方が、人間の子供を育てるという設定にスンナリ来るものが在ります。やはりターザンの影響なんでしょうね(笑)。
豚の赤ん坊に御乳を上げている雌虎なんていうのを動物番組で目にする事が在りますが、あれなんか母性から来るものなのでしょうか。実に不思議に感じます。唯、「動物は食べる為以外は他の生き物を殺さない。」という説もどうやら正しくは無いみたいですね。何年か前にチンパンジーだったかと思うのですが、食べる訳でも無く、争いからでも無く、理由が判らないままに子供を殺すケースが何件か見受けられたという研究報告が為されているのを目にしました。まあ、もしそうで在ったとしても、人間程の罪深さは無いとは思いますが。
言語って日常的に使用していないと、忘れて行くスピードは年々加速度が付いて行くとは言いますよね。ましてや8歳という年齢で人間社会から隔絶されてしまったら、言葉を忘れてしまったというのも在りえるのかなあという気がします。