ば○こう○ちの納得いかないコーナー

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ベスト20に入った投手の中で一番“数字”が良いのは

2020年08月27日 | スポーツ関連

25日に行われた試合で、ジャイアンツ先発菅野智之投手は勝利を収め、此れ開幕戦から無傷の9連勝となった。“ジャイアンツの開幕投手”としては、1990年に斎藤雅樹投手が記録した“開幕戦から8連勝”を抜き去り、1938年にヴィクトル・スタルヒン投手(開幕戦から11連勝)に次ぐ、82年振り快挙だとか。(ジャイアンツでは、1966年に堀内恒夫投手が達成した開幕戦から13連勝が、又、NPBとしては、2013年に田中将大投手が記録した“開幕戦から24連勝”が最多となっている。)昨季は「11勝6敗」と、エースとしては物足りない成績だった菅野投手だが、今季は期待して良さそうだ。

巨人 歴代ランキング【勝利】」というサイトが在る。「“ジャイアンツ在籍時”の通算勝利数が多い投手ベスト50」が紹介されており、今回の記事を書いた時点では“昨季のレギュラー・シーズン終了時点の数字”が記されている。「87勝47敗」の菅野投手はベスト18。

其処で、ベスト20に入った投手に関し、「勝利数÷登板数」の数字を出してみた。「全登板数の内、何%の割合で勝利しているか?」が判ると思う。(敗戦数及び引き分け数は記さない。)

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1位: 別所毅彦氏(登板数476、勝利数221⇒約46.4%)
2位: 中尾碩志氏(登板数516、勝利数209⇒約40.5%)
3位: 堀内恒夫氏(登板数560、勝利数203⇒約36.3%)
4位: ヴィクトル・スタルヒン氏登板数311、勝利数199⇒約64.0%
5位: 藤本英雄氏(登板数332、勝利数183⇒約55.1%)
6位: 斎藤雅樹氏(登板数426、勝利数180⇒約42.3%)
7位: 桑田真澄氏(登板数442、勝利数173⇒約39.1%)
8位: 槙原寛己氏(登板数463、勝利数159⇒約34.3%)
9位: 城之内邦雄氏(登板数354、勝利数141⇒約39.8%)
10位:江川卓氏(登板数266、勝利数135⇒約50.8%)
11位:内海哲也投手(登板数324、勝利数133⇒約41.0%)
12位:大友工氏(登板数279、勝利数129⇒約46.2%)
13位:西本聖氏(登板数414、勝利数126⇒約30.4%)
14位:藤田元司氏(登板数364、勝利数119⇒約32.7%)
15位:上原浩治氏(登板数312、勝利数112⇒約35.9%)
16位:高橋一三氏(登板数383、勝利数110⇒約28.7%)
17位:加藤初氏(登板数337、勝利数96⇒約28.5%)
18位:菅野智之投手(登板数176、勝利数87⇒約49.4%)
19位:渡辺秀武氏(登板数266、勝利数83⇒約31.2%)
20位:新浦壽夫登板数400、勝利数80⇒20.0%
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一番数字が良いのはヴィクトル・スタルヒン氏の「約64.0%」、逆に一番悪いのは新浦壽夫氏の「20.0%」だった。意外だったのは、上原浩治氏の「約35.9%」。ルーキー時代の“化け物振り”を知っているだけに、もっともっと良い数字かと思っていたので。因みに、菅野投手は今季の数字を含めると、「登板数186、勝利数96⇒約51.6%」となっている。


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