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「1円単位の運賃、今夏にも申請 JR東、IC利用時に」(5月9日、朝日新聞)
JR東日本の冨田哲郎社長は8日の会見で、来年4月に予定される消費増税に合わせ、現在の10円単位の運賃から1円単位への変更を目指す考えを表明した。「平等に増税分を転嫁出来、望ましい。」と述べ、今夏にも国土交通省に認可を申請する考え。
1円単位の運賃は、消費増税分を転嫁し易くする目的だ。「Suica」等交通系ICカードの利用に限る。過去の消費増税では10円単位で四捨五入し、値上げと据え置きの区間が在った。「1円単位なら、距離に応じた上乗せがし易い。」と言う。
唯、券売機で買う切符の運賃は、10円単位の儘にする。券売機は1円と5円が使えず、交換すると膨大な費用が掛かる為だ。カードとの「二重運賃」になり、冨田社長も「利用者に、どう納得して貰うか課題だ。」と述べた。国交省は「運賃の差が数円なら、公平感は或る程度保てる。」(担当者)との見解だ。今後、JRと国交省で協議を進める。1円単位の運賃は、「PASMO」を使う首都圏の私鉄各社でも検討中だ。
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何時からだったか忘れたけれど、マクドナルドが「同一商品=同価格」を取り止めた。其れ迄は「日本国内なら何処で購入しようと、同一商品ならば同価格。」というのが飲食チェーン店の“常識”と言っても良かったので驚きは在ったけれど、「テナント料等、掛かる費用に地域差が在るのだから、其れに見合った差を販売価格に転嫁する。」という理由は判らないでも無く、「今後、そういう遣り方に切り替える飲食チェーン店が出て来るのかもなあ。」と思ったもの。
で、今回のニュースだが、「平等に増税分を転嫁出来る。」という点では、確かに「運賃を10円単位では無く、1円単位に変更する。」という方が正確では在る。電鉄会社としても、「増税分を、確実に得られる。」というメリットは当然考えているだろう。
でも、「券売機の交換に、膨大な費用が掛かる。」という現実は理解出来るものの、結果として「ICカード」と「券売機」との間に「二重運賃」が存在してしまうというのは好ましく無い。マクドナルドの様に「地域差での非同一価格」というのなら「仕方無い。」で済むが、「同じ場所での非同一価格」となると、差が仮令少額で在っても「問題無し。」と言えないだろうから。
まぁどれだけの料金格差が有るのか分かりませんがマクドナルドが好きな人からしたら撤退されるよりは良いのでしょうね
ちなみに俺の住んでる区内(非常に狭い範囲ですんません)ではサブウェイやロッテリアや31は存在しません
一応はケンタッキーの日本1号店が出来た所なんですけどね(でもすぐ閉店しました)
話が横道に反れますが名古屋に住んでる自分は雑誌やテレビでバーガーキング、なか卯、すき家、セブンイレブン、amーpm、ドクターペッパー、ドンキホーテて何?状態でしたね(名古屋は日本三大都市と言われますが今や横浜、神戸、福岡、札幌、那覇より田舎ですよ)
デフレ状態が長く続いていますが、そんな中でも「高額な爪切り」が売れたりと、付加価値を持たせた物で在れば、必ずしも売れない訳では無かったりしますね。マックも、「高級バーガー」が“一時的に”成功しましたし。
コンビニが普及する大分以前に、名古屋を離れた自分。ですから名古屋のコンビニ事情に関しては全く疎く、暫く前に「名古屋のコンビニはサークルKの独占状態で、セブンイレブンは存在しない。」という話を聞いた時は驚きました。(今やセブンイレブンが、主になっている様ですが。)
輸入雑貨を安価で販売している店が在り、飲食物を其処で良く購入しているのですが、先月末辺りから全体的にドンと値段が上がりました。円安の影響なのでしょうが、上がり幅が結構凄い。入って来る御金(収入)は変わらないのに、出て行く御金許りが増えて行く。政府や提灯記事を書くのが当たり前になって来ているマスメディアは、「アベノミクスで薔薇色の未来が来る。」様な事を言っているけれど、どうにも信じられない。輸出に頼る大企業は増益となるのだろうけれど、其の内何れだけ社員に還元するのか?そして其の還元された分が、何れだけ市中に流れるのか?此れだけ未来に不安を感じざるを得ない世の中だと、結局は貯め込む事がメインになるのではないかと。
社会の仕組みを抜本的に改め、老若男女が未来に少しでも夢を持てる社会にし、老後の不安もそんなに感じなくでも良い環境にしないと、社会の“血液”たる御金がふんだんに流れる事は無い様に感じます。