昨夜行われた「スワローズvs.ジャイアンツ」戦は、「3対4」で勝利したジャイアンツが、セ・リーグの単独首位に躍り出た。ジャイアンツの先発・菅野智之投手が勝利投手となり、リーグ・トップと並ぶ今季4勝目となった。ジャイアンツのエースとして君臨して来た彼だが、2021年以降は昨年迄、嘗ての輝きは失せ、「菅野投手も終わったな。」と自分も含めて多くのジャイアンツ・ファンが思っていた事だろう。だが、今季は嘗ての輝きを取り戻し、エースの座奪還も夢では無い。
昨夜の試合で菅野投手は、素晴らしい記録を打ち立てた。通算奪三振数「1,500」がそうで、達成は史上60人目。ジャイアンツでの達成者は中尾碩志氏、堀内恒夫氏、槙原寛己氏、斎藤雅樹氏、桑田真澄氏に次ぐ6人目だが、「1,739回2/3」での1,500奪三振は、槙原氏の「1,750回1/3」を抜き、球団最速となった。
通算奪三振数、ジャイアンツ在籍時の選手で言えば、此方に記されている様に「1位:2,111(槙原寛己氏)、2位:1,980(桑田真澄氏)、3位:1,865(堀内恒夫氏)」がベスト3。菅野投手の場合、昨季迄の「11年間」で奪三振数は「1,474」なので、平均奪三振数は「134/年」。此のペースを今後も続けられれば、残り「約4.75年」でジャイアンツのトップとなる計算に。今年で35歳となる菅野投手なので、達成出来るかどうかは微妙だが、大いに期待したい。