先月の27日、ジャイアンツの松本哲也選手が支配下選手として契約金1,000万円、年俸480万円で再契約を行なった。彼は昨秋に行なわれた育成ドラフトで3巡目に指名を受け、ジャイアンツに入団した選手。
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【育成選手】
・ 年俸の下限は240万円。
・ 背番号は三桁の数字。
・ 公式戦の出場は2軍に限られるが、フレッシュオールスターゲーム及びファーム日本選手権には出場不可。
・ 育成登録から支配下登録への変更(昇格)は、6月末迄可能。登録されれば、1軍の試合にも出場可能に。
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色々制約の在る”練習生”の立場からの大抜擢。50mを5秒8で駆け抜ける俊足、広い守備範囲、そして強肩というのも然る事乍ら、「プロ野球選手としては小兵な肉体(170cm&66kg)で、厳しいプロの世界を生き抜くにはどうすれば良いか?」という事をしっかり頭に入れ、様々な練習を独自に行なっているという高いプロ意識も評価された様だ。苗字が「松本」、そして俊足という事も在り、嘗て”青い稲妻”と呼ばれた松本匡史選手を目標に掲げ、青いリストバンドを着用するとしている。
2005年3月4日付の記事「野球を巡る人間ドラマ ~熾烈なショート争いの果てに~」でも触れた様に、嘗てのジャイアンツには「下から這い上がって来た選手がレギュラー・ポジションを獲得。」といった土壌が在った。ドラフト外で入団し、不屈の魂で大エースとなった西本聖投手もそんな一人だ。しかし近年は専ら他所のチームから完成された選手を次々に獲得する事に注力し、自前の選手を育成するという部分が疎かになっていたと思う。勿論、ドラフトで入団した選手達がレギュラー・ポジションを獲得している事から、全く育成出来ていないとは言わないが、それでも”或る程度完成された選手達”が結果的にレギュラー・ポジションを獲得したという面が強く、ジャイアンツというチーム自体が総力を挙げ、選手の育成に取り組んでいたという感じが自分にはしなかった。
今回、”練習生”の立場から這い上がり、1軍に繋がる道の最初の関門を突破した松本選手。レギュラー・ポジションを得る迄には、未だ未だ多くの関門が待ち構えているだろう。
試合の勝敗に一喜一憂するのもプロ野球の楽しみの一つだが、「1987年にグラウンドを去った”青い稲妻”の勇姿が、21世紀のグラウンドで”新たな青い稲妻”として蘇る。」といった”ドラマ性”もプロ野球の醍醐味だと思う。松本選手に限らず、ドラマ性を感じさせてくれる選手達がもっともっと現れて欲しい。皆、頑張れ!
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【育成選手】
・ 年俸の下限は240万円。
・ 背番号は三桁の数字。
・ 公式戦の出場は2軍に限られるが、フレッシュオールスターゲーム及びファーム日本選手権には出場不可。
・ 育成登録から支配下登録への変更(昇格)は、6月末迄可能。登録されれば、1軍の試合にも出場可能に。
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色々制約の在る”練習生”の立場からの大抜擢。50mを5秒8で駆け抜ける俊足、広い守備範囲、そして強肩というのも然る事乍ら、「プロ野球選手としては小兵な肉体(170cm&66kg)で、厳しいプロの世界を生き抜くにはどうすれば良いか?」という事をしっかり頭に入れ、様々な練習を独自に行なっているという高いプロ意識も評価された様だ。苗字が「松本」、そして俊足という事も在り、嘗て”青い稲妻”と呼ばれた松本匡史選手を目標に掲げ、青いリストバンドを着用するとしている。
2005年3月4日付の記事「野球を巡る人間ドラマ ~熾烈なショート争いの果てに~」でも触れた様に、嘗てのジャイアンツには「下から這い上がって来た選手がレギュラー・ポジションを獲得。」といった土壌が在った。ドラフト外で入団し、不屈の魂で大エースとなった西本聖投手もそんな一人だ。しかし近年は専ら他所のチームから完成された選手を次々に獲得する事に注力し、自前の選手を育成するという部分が疎かになっていたと思う。勿論、ドラフトで入団した選手達がレギュラー・ポジションを獲得している事から、全く育成出来ていないとは言わないが、それでも”或る程度完成された選手達”が結果的にレギュラー・ポジションを獲得したという面が強く、ジャイアンツというチーム自体が総力を挙げ、選手の育成に取り組んでいたという感じが自分にはしなかった。
今回、”練習生”の立場から這い上がり、1軍に繋がる道の最初の関門を突破した松本選手。レギュラー・ポジションを得る迄には、未だ未だ多くの関門が待ち構えているだろう。
試合の勝敗に一喜一憂するのもプロ野球の楽しみの一つだが、「1987年にグラウンドを去った”青い稲妻”の勇姿が、21世紀のグラウンドで”新たな青い稲妻”として蘇る。」といった”ドラマ性”もプロ野球の醍醐味だと思う。松本選手に限らず、ドラマ性を感じさせてくれる選手達がもっともっと現れて欲しい。皆、頑張れ!
いよいよ球春ですね。
我等がジャイアンツは相変わらずの様子ですが、
少しでも希望の光を見せていただけたら
それだけで十分です。
育成選手から支配下登録選手になった松本選手。
青い稲妻 松本匡史選手のようになって欲しいですね。
レギュラー陣がひ弱なので
底上げしてほしいです。
本日行なわれたホークスとのOP戦、CS放送で観戦致しました。前半はなかなか効率の良い攻めで得点し、先発の姜投手も好投する等、「今季のジャイアンツは一味違うかな。」と期待したのも束の間、中盤以降は二番手の西村投手が与四球から崩れ、3ランを浴びて逆転。三番手の久保投手も”相変わらず”ピリッとしない投球で2失点する等、溜息の出る様な逆転負けを喫しました。どうにも”逃げのピッチング”から打ち込まれるという感じがして、「これでは昨年迄と何等変わらない。」とガックリしてしまいました。
松本選手は、早速起用されていましたね。満足の行く結果では無かったと思いますが、振りの鋭さ&積極性は買いたいと思います。そして何よりも彼がバッター・ボックスに入った際に、懐かしの”青い稲妻”の応援歌が場内に流れていた事が嬉しかったです。
やはりジャイアンツではダメなのでしょうかね
海の向こうでは桑田が頑張っております。
もうさすがに引退だろうと思っていたのですが、
新天地でもう一花咲かせて欲しいです。
松本選手の支配下登録、おめでとう御座います。二代目“青い稲妻”を襲名していただきたいところです。
我がホークスも昨年西山と小斉が二軍で好成績を上げ、晴れて支配下登録され、即一軍昇格しましが、好結果が出せずすぐ二軍落ちしました…。
育成枠入団から早くスター選手が誕生して欲しいと、切に思います。
しかし巨人の松本といえば、自分の中では未だに“松本匡史”氏ですね。自分が巨人ファンだった頃の切り込み隊長でしたが、肩と左打席での衰えが早かったのが残念でした…。
幾らOP戦とはいえ、「今季のジャイアンツはこう変わった!」というのが明確に伝わって来ないんですよね。この前のホークス戦ではあわや完全試合を達成されそうになりましたが、あの時も投打共に漫然と試合進行しているだけという感じで、食らいついてでも何とかしようというものが見えて来ない。これではジャイアンツ・ファンが意気消沈してしまうのもむべなからぬ事の様に思います。それでも応援し続けますけどね(笑)。
桑田投手、昨日は初登板して1回を三者凡退で切り抜けたとか。以前にも書きましたが、彼の高校時代からのファンですので頑張って欲しいとは思っているのですが、現実問題”一軍”相手に”数イニング”を任せるというのは難しいのではないかと。仮に中継ぎを任せられたとしても、5試合で4試合は成功する位の安定性を打ち出さないとどうかなあという気がしています。