4年前の記事「癖になる番組」で書いた様に、「クイズ!脳ベルSHOW」という番組を良く見ている。昨夜も見たのだが、「日清食品から販売されている『カップヌードル』。」に関するクイズが出題されていた。今から51年前の1971年に新発売された此の商品、「発売当初の売れ行きは良く無かったが、1972年2月に発生した『あさま山荘事件』で、機動隊の隊員達がカップヌードルを食べる場面が日本全国に生放送された事で、一気に人気が出た。」というのは、結構有名な話だ。
だが、「パッケージのデザインは『カップヌードル』では無く、『カップヌードル』と『ド』小さく表記されている。」というのは、昨日のクイズで初めて知った。其の理由として「『ヌードル』の正確な発音に合わせ、『ヌードル』にした。」というのに加え、「発売当時、『ヌードル』という言葉が日本に定着しておらず、『ヌードル』と表記すると『ヌード』と勘違いされてしまい、消費者の購入敬遠を避ける為、『ヌードル』という表記にした。」というのが挙げられていた。
此の件と関連するが、カップヌードルと言えば、母方の祖母の事を思い出す。カップヌードルが発売されて間も無い頃だから、1972年位だったと思うが、どういう流れでだったかは忘れてしまったけれど、祖母が「今、CMで良く流れている『ヌードカップル』って在るでしょ?」と言ったのだ。聞いていた母と自分は大爆笑。でも、祖母は、何故大笑いされたのか全く判っていない。「御婆ちゃん、其れは『ヌードカップル』じゃ無く、『カップヌードル』だよ。『ヌードカップル』じゃあ、『裸の2人』になっちゃうし。」と自分が言うと、祖母は「そうなんだ。」と赤面していたのが忘れられない。
父方の祖母は「PTA」の事を、ずっと「ピーチーエー」と発音していた。何度か「御婆ちゃん、『ピーチーエー』じゃ無くて、『ピーティーエー』が正しいんだよ。」と言った事が在るけれど、結局は治らなかった。数学が得意な人だったけれど、英語は全く駄目。と言うか、何方の祖母も恐らくは、学校教育として英語は習っていなかったと思われるので、仕方無い事なのだ。
13年前の記事「嗚呼、勘違い」の中で、「重いコンダラ」等の恥ずかしい勘違いを紹介した。此の中では触れなかったが、「学生時代、『中臣鎌足(なかとみのかまたり)』の事を『なかとみのか“たま”り』と、又、『ラマ』の事を『マラ(陰茎)』と誤って読んで大笑いされ、何度もネタにされていた同級生が居た。」っけ。