ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

死球

2022年02月11日 | スポーツ関連

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死球野球於て投手の投げたボール打者に当たった結果、打者に一塁が与えられる事。
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死球と言えば、「1970年8月26日に行われた『タイガースvs.カープ』戦で、タイガースの田淵幸一選手が左顳顬に死球を受け、耳から血を流し乍ら昏倒直ちに救急車で病院に搬送されたが、後遺症難聴になった。」という一件が、強く印象に残っている。リアル・タイムでは見ていないのだけれど、以降、此の件が切っ掛けとなって、打者は耳当て付きヘルメットの着用が義務付けられた。というのは、有名な話なので。

先日、1986年に放送されたドキュメンタリー番組が再放送されていた。カープの衣笠祥雄選手の現役時代を取り上げた内容。番組内でも語られていたが、衣笠選手と言えば「非常に死球が多かった選手。」という印象が在る。得てして強打者=死球が多い」ものだけれど、彼の通算死球数は「161」で、NPBでは歴代「3位」の多さだ。

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「NPBに於ける通算死球数の上位10人」

1位: 清原和博氏(196)→1回/約48.1打席
2位: 竹之内雅史氏(166)→1回/約29.3打席
3位: 衣笠祥雄氏(161)→1回/約66.0打席
4位: 阿部慎之助氏(152)→1回/約56.9打席
5位: 村田修一氏(150)→1回/約51.6打席
6位: 井口資仁氏(146)→1回/約51.6打席
7位: 稲葉篤紀氏→1回/約61.0打席 / 中島宏之選手(各138)→1回/約52.7打席
9位: 井上弘昭氏(137)→1回/約34.4打席
10位:田淵幸一氏(128)→1回/約53.7打席
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矢印の後ろに記したのは「通算打席数÷通算死球数」、即ち平均で、何打席当たりに1回の死球を受けているか?」を意味している。上位10人に関して言えば、「1回/約29.3打席」の竹之内雅史氏が1番多い。

因みに井口氏はメジャー経験も在り、其れを加えると「通算打席数:9,613、通算死球数:158」となる。此れで「平均で、何打席当たりに1回の死球を受けているか?」を算出すると、「1回/約60.8打席」という事に。

シーズンで最も死球を受けた選手は、2007年のグレッグ・ラロッカ氏で「28」。此の年の総打席数は「576」なので、「平均で、何打席当たりに1回の死球を受けているか?」は「1回/約20.5打席」。1シーズンだけの数字では在るが、竹之内氏の「1回/約29.3打席」より多い事に。


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