開幕ダッシュには成功したジャイアンツだが、先月29日からの対スワローズ3連戦は、3連敗を食らってしまった。
長丁場を闘うペナント・レースでは、大きな連敗をする事も在る。だから、連敗自体は仕方無いにしても、負け方が余りに悪い。
今季のジャイアンツを見ていて、凄く気になる点が2つ。1つは、エラーが多過ぎるという点。“積極的なプレーの延長線上で生まれてしまったエラー”や“基本に忠実なプレーをしたのに生まれてしまったエラー”ならばどうこう言う気は無いけれど、“軽率なプレーで生まれた(様に思える)エラー”が目立つのは、応援していてガックリ来てしまう。
そしてもう1つは、打席に入った相手投手に打たれ、失点してしまうケースが多い点。昨日の試合も先発の高木勇人投手が、(スワローズの)原樹理投手に打たれて2失点。「プロ入りしてから、未だヒットを打っていない。」という原投手が打席に入った際、嫌な予感がしていたら、案の定ヒットを食らってしまった。幾ら何でも、今季のジャイアンツ投手陣は、相手投手に打たれ過ぎ。もっと攻め方を工夫しないと、同じ過ちは今後も繰り返されるだろう。
不用意な投球でピンチを作り、其処からバタバタしてミスを犯し、失点に繋がってしまう澤村拓一投手が抑えを務めているというのも、チームを浮足立たせている様に感じる。とは言え、他に抑えを任せられる人材が見当たらないのも確かだが・・・。