ペニー・ブラック

５月に突入。今年に入り、もう３分の１が過ぎ去った事になる。本当に早い物だ。

 

「５月１日」という日、過去にどういう出来事が起こっていたか調べてみた。

 

１８３７年の此の日には、「大塩平八郎の乱」が発生。旗本が出兵した戦としては、１６３７年に発生した「島原の乱」以来、２００年振りの合戦。

 

１８８６年の此の日には、シカゴで労働者が８時間労働制を求め、ストライキを行っている。此れが、メーデーの起源なのだとか。

 

そして１９５２年の此の日、東京で「血のメーデー事件」が発生し、１名の死者及び約９５０人の負傷者を出す事に。

 

時間を遡るが、１８４０年の此の日、イギリスで郵便切手が発行された。額面１ペニーと２ペンスの２種類で、世界初の郵便切手とされている。共にヴィクトリア女王の横顔が図案として用いられ、“地”の色から１ペニーの方は「ペニー・ブラック」、２ペンスの方は「２ペンス・ブルー」という通称が。

 

切手収集家の間でも、２ペンス・ブルーよりはペニー・ブラックの方が、知名度は高い気がする。又、ミステリーを読み込んでいる人ならば、ペニー・ブラックという切手は広く知られているだろう。と言うのも、此方に記されている様に、ペニー・ブラックは有名なミステリーの題材として結構使われているからだ。

 

因みに、日本で最初に郵便切手が発行されたのは、イギリスから３１年遅れの１８７１年の事。此れ等は、「竜文切手」と呼ばれている。