クリスマスのイルミネーション・ライトが飾り付けられた家を近所で見掛けた。未だ早い様な気もしたが、今年も残り50日を切っている事に気付き、改めて時の過ぎ行くスピードの速さを感じてしまった。12月に入るとマスメディアでは、様々な分野から今年を振り返る企画が取り上げられる。その一つに「流行語大賞」が有るが、今日はそれを予想してみたい。
大賞に選ばれる語には、次の様な条件が有ると思われる。
********************************
① 老若男女幅広い層に認知され、使用されている(た)語である事。
② 悲惨なイメージがない事。(オウム真理教事件の「ポア」や「サティアン」、そして神戸須磨児童連続殺傷事件の「酒鬼薔薇聖斗等が当該。)
③ 大賞候補が幾つか在った場合は、賞の”権威付け”を図る為か、政治関連乃至文学関連の語が選ばれる傾向にある。
④ 世界的な催し物(ワールドカップやオリンピック等)が開催された年は、その関連語が選ばれ易い。
⑤ 大賞に選ばれた語の受賞者が明確であり、受賞会場に来られる事。
********************************
昨年、大賞の他にトップ・テンが選ばれている。つまり、最低でも11個の入選語が在る訳だ。あくまでもイメージに過ぎないが、過去の入選語を見ると、大まかに次の様な”分野枠”が在る様に感じる。
社会・経済関連語枠 3個
TV・芸能関連語枠 3個
政治関連語枠 2個
スポーツ関連語枠 2個
文学関連語枠 1個
先ずは、候補語60個の中から、入選語11個を選んでみたい。大事なのは、入選語の中に会場を盛り上げる為の”賑やかし語”を過半数以上入れなければならない事だ。つまり、”華”が在る芸能人(芸人なら尚良し。)やスポーツ選手が受賞者である事が大事。受賞者が近所のおじちゃん&おばちゃんだったり、Mr.オクレだったりしては、主催者としては非常に都合が悪いと思われる(^o^;;;。
この賑やかし語という意味では、次の7語(一部併せ技)をピックアップした。例年に比べると、賑やかし語比率は高いが、暗いニュースが多かった今年だからこそ、審査員は賑やかし要素を多く取り入れると想像する。
「OK牧場」
「気合だー!」
「○○斬り!」、「残念!!」&「って言うじゃない」(3語の併せ技)
「冬ソナ」、「韓流」&「ヨン様/ヂウ姫」(4語の併せ技)
「チョー気持ちいい」
「ハッスル!ハッスル!」
「マツケンサンバ」
残り4語だが、今年マスメディアで多く取り上げられた事象という観点からピックアップしたい。政治の世界で言えば、年金問題が挙げられるだろう。一時期は、ニュース番組のみならず、ワイドショー等でも連日の様にこの問題が取り上げられていた程。従って、「未納三兄弟」は間違いなく選ばれるだろう。
又、文学関連語に目を転じると、「負け犬/負け犬の遠吠え」と「セカチュー(世界の中心で○○○)」の2語が当確ではないだろうか。
そして、今年のスポーツ界に於いて、オリッピック以外で最も世間を賑わわせたのは、プロ野球界の合併&新規参入問題だろう。これに関連する語は幾つか候補に挙がっているが、ゴタゴタ劇の発端になったとも言える言葉を象徴的な意味合いとして選んでみた。ナベツネの言い放った「たかが選手」である。*1
この中から、独断と偏見でベスト3を選んでみた。
「冬ソナ」、「韓流」&「ヨン様/ヂウ姫」
「未納3兄弟」
「たかが選手」
自分は「冬ソナ」を見た事が無いし、見たいとも思わない。又、バラエティー番組やワイドショーならいざ知らず、ニュース番組で「ヨン様」と”様付け”して騒ぎ立てるアナウンサー連中のアホさ加減には辟易とするものがあったが、あれだけのブームを巻き起こしたのだから、当然上位にランキングされるだろう。年金問題や球界問題も、社会問題化したので外せないと思う。
ベスト3の中から大賞を選ぶ事になるのだが、受賞者が誰なのかという観点から考えてみた。
「冬ソナ関連語」では、ペ・ヨンジュンやチェ・ヂウになるのだろうが、この2人は紅白ですら引っ張り出せない状況の様で、会場に呼ぶのは不可能と言って良い。衛星中継や録画映像を流すという手もあろうが、会場に来るというインパクトからすれば弱い。2002年に大賞を獲得した「タマちゃん」の様に、代理人が出席する形を採るかもしれない。「冬ソナ」を放送していた絡みと、不祥事の御詫びを兼ねて、エビジョンイルがカツラ&眼鏡を付けて、ヨン様風に現れるのも一興か。又、”名前繋がり”で林家ペー様も有り得るが、余りにもベタだろう(笑)。恐らく、録画映像を流す形で御茶を濁すのではないか。
「未納3兄弟」を最初に口にしたのは、菅直人民主党元代表だった。小泉内閣の3閣僚に、年金未納時期が在った事が判明した際、「だんご3兄弟」に掛けてこの言葉を使ったのだが、その後、自身も未納の時期が在った事が露呈され、代表を退く羽目となった。普通の感覚で言えば、とても恥ずかしくて受賞者として会場に来られないと思うのだが、政治家に”恥を知る心”等無いとも思われるので、照れ笑いを浮かべながら出席しそうな気もする。
そして、「たかが選手」だが、発言主であるナベツネを引っ張り出すのは100%無理だろう。恐らく、言われた側の古田選手が受賞者になると思われる。唯、良いイメージの言葉ではないので、大賞には到らない気がする。
総合的に考えた場合、次の語が流行語大賞に選ばれると予想する。
「冬ソナ」、「韓流」&「ヨン様/ヂウ姫」
何か余りにも意外感もサプライズもない結果だが(^o^;;;。
*1 落合監督の言動を指す語の「オレ流」も候補に挙がっていた。就任1年目にしてドラゴンズを優勝させた実績も踏まえて、入選してもおかしくないかな?とも思ったが、この語は元々彼が選手時代から使われたいたものであり、新鮮さという意味で難しいと判断した。(今年の使われ方は、「オレ”竜”」というのが多かったが。)
大賞に選ばれる語には、次の様な条件が有ると思われる。
********************************
① 老若男女幅広い層に認知され、使用されている(た)語である事。
② 悲惨なイメージがない事。(オウム真理教事件の「ポア」や「サティアン」、そして神戸須磨児童連続殺傷事件の「酒鬼薔薇聖斗等が当該。)
③ 大賞候補が幾つか在った場合は、賞の”権威付け”を図る為か、政治関連乃至文学関連の語が選ばれる傾向にある。
④ 世界的な催し物(ワールドカップやオリンピック等)が開催された年は、その関連語が選ばれ易い。
⑤ 大賞に選ばれた語の受賞者が明確であり、受賞会場に来られる事。
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昨年、大賞の他にトップ・テンが選ばれている。つまり、最低でも11個の入選語が在る訳だ。あくまでもイメージに過ぎないが、過去の入選語を見ると、大まかに次の様な”分野枠”が在る様に感じる。
社会・経済関連語枠 3個
TV・芸能関連語枠 3個
政治関連語枠 2個
スポーツ関連語枠 2個
文学関連語枠 1個
先ずは、候補語60個の中から、入選語11個を選んでみたい。大事なのは、入選語の中に会場を盛り上げる為の”賑やかし語”を過半数以上入れなければならない事だ。つまり、”華”が在る芸能人(芸人なら尚良し。)やスポーツ選手が受賞者である事が大事。受賞者が近所のおじちゃん&おばちゃんだったり、Mr.オクレだったりしては、主催者としては非常に都合が悪いと思われる(^o^;;;。
この賑やかし語という意味では、次の7語(一部併せ技)をピックアップした。例年に比べると、賑やかし語比率は高いが、暗いニュースが多かった今年だからこそ、審査員は賑やかし要素を多く取り入れると想像する。
「OK牧場」
「気合だー!」
「○○斬り!」、「残念!!」&「って言うじゃない」(3語の併せ技)
「冬ソナ」、「韓流」&「ヨン様/ヂウ姫」(4語の併せ技)
「チョー気持ちいい」
「ハッスル!ハッスル!」
「マツケンサンバ」
残り4語だが、今年マスメディアで多く取り上げられた事象という観点からピックアップしたい。政治の世界で言えば、年金問題が挙げられるだろう。一時期は、ニュース番組のみならず、ワイドショー等でも連日の様にこの問題が取り上げられていた程。従って、「未納三兄弟」は間違いなく選ばれるだろう。
又、文学関連語に目を転じると、「負け犬/負け犬の遠吠え」と「セカチュー(世界の中心で○○○)」の2語が当確ではないだろうか。
そして、今年のスポーツ界に於いて、オリッピック以外で最も世間を賑わわせたのは、プロ野球界の合併&新規参入問題だろう。これに関連する語は幾つか候補に挙がっているが、ゴタゴタ劇の発端になったとも言える言葉を象徴的な意味合いとして選んでみた。ナベツネの言い放った「たかが選手」である。*1
この中から、独断と偏見でベスト3を選んでみた。
「冬ソナ」、「韓流」&「ヨン様/ヂウ姫」
「未納3兄弟」
「たかが選手」
自分は「冬ソナ」を見た事が無いし、見たいとも思わない。又、バラエティー番組やワイドショーならいざ知らず、ニュース番組で「ヨン様」と”様付け”して騒ぎ立てるアナウンサー連中のアホさ加減には辟易とするものがあったが、あれだけのブームを巻き起こしたのだから、当然上位にランキングされるだろう。年金問題や球界問題も、社会問題化したので外せないと思う。
ベスト3の中から大賞を選ぶ事になるのだが、受賞者が誰なのかという観点から考えてみた。
「冬ソナ関連語」では、ペ・ヨンジュンやチェ・ヂウになるのだろうが、この2人は紅白ですら引っ張り出せない状況の様で、会場に呼ぶのは不可能と言って良い。衛星中継や録画映像を流すという手もあろうが、会場に来るというインパクトからすれば弱い。2002年に大賞を獲得した「タマちゃん」の様に、代理人が出席する形を採るかもしれない。「冬ソナ」を放送していた絡みと、不祥事の御詫びを兼ねて、エビジョンイルがカツラ&眼鏡を付けて、ヨン様風に現れるのも一興か。又、”名前繋がり”で林家ペー様も有り得るが、余りにもベタだろう(笑)。恐らく、録画映像を流す形で御茶を濁すのではないか。
「未納3兄弟」を最初に口にしたのは、菅直人民主党元代表だった。小泉内閣の3閣僚に、年金未納時期が在った事が判明した際、「だんご3兄弟」に掛けてこの言葉を使ったのだが、その後、自身も未納の時期が在った事が露呈され、代表を退く羽目となった。普通の感覚で言えば、とても恥ずかしくて受賞者として会場に来られないと思うのだが、政治家に”恥を知る心”等無いとも思われるので、照れ笑いを浮かべながら出席しそうな気もする。
そして、「たかが選手」だが、発言主であるナベツネを引っ張り出すのは100%無理だろう。恐らく、言われた側の古田選手が受賞者になると思われる。唯、良いイメージの言葉ではないので、大賞には到らない気がする。
総合的に考えた場合、次の語が流行語大賞に選ばれると予想する。
「冬ソナ」、「韓流」&「ヨン様/ヂウ姫」
何か余りにも意外感もサプライズもない結果だが(^o^;;;。
*1 落合監督の言動を指す語の「オレ流」も候補に挙がっていた。就任1年目にしてドラゴンズを優勝させた実績も踏まえて、入選してもおかしくないかな?とも思ったが、この語は元々彼が選手時代から使われたいたものであり、新鮮さという意味で難しいと判断した。(今年の使われ方は、「オレ”竜”」というのが多かったが。)
今年は韓流でしょうね。きっと。
個人的にはあまり納得いかないんですけど、できれば未納兄弟も入れてほしかったです。
少し意外感を含めて、大賞はハッスル!ですね。
来年は明るい話題、言葉が増えて欲しいと思います。
大賞は冬ソナでしょう。韓国ブームはすごいねー。
ところで、この賞って一番インパクトがあったのは大賞にならない事が多いですよね。
たかが現代用語の基礎知識ですからしょうがないですよねぇ。(長いよ)
大賞はgiants-55さんの言うとおりの三種のいずれかでしょうねぇ。僕としてはマツケンサンバ押したいんですけどね(笑
>世界的な催し物が開催された年は、その関連語が選ばれ易い。
んですから、
オリンピック関連の言葉は、まず外せないんじゃないでしょうか。
候補の中から、関連後を拾い出してみると
・あと二十年かけて金だね
・栄光への架け橋
・田村亮子でも金、谷亮子でも金
・気合いだー!
・中年の星
・チョー気持ちいい
・さぁー!
・長嶋ジャパン
・なでしこジャパン
・私の人生の中では金メダル以上のメダル
って所でしょうか。
その中で、「流行った」と言えるのは、
「チョー気持ちいい」「さぁー!」「栄光への架け橋」
って所かな。長嶋ジャパンは負けちゃったから無し。
で、
メダルとかを考えると、「チョー気持ちいい」と「栄光への架け橋」は、
かなり大賞に近いと思うんですけど・・・
(この2つと「ヨン様」「冬ソナ」じゃないですかね?)
「間違いない」が外れたのは別の理由があるんじゃないかってのは、
某所でこっそり書きました。
(良かったら探してみて下さい。)
どうなるんでしょうね。大賞は。
韓国ブームがずっと続いたんで、韓国関連のものになると予想しています。「ヨン様」になるんでしょうか。個人的にはアニマル浜口さんの「気合だぁ~!」が一押しなんですけど。
面白かったです。
長井がそういう宗旨だというのは知ってましたが、オリジナルがあるとは知りませんでした。
世間的には「熱い、ヤバイ、間違いない」の方が有名かと思っとりました。
イヤー ブログって勉強になりますね。
「冬ソナ」な絶対来ますよね。私自身は全くみてないですけど(苦笑)
例のネタ元。私のコメントに書いておきました。