ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

見なくなったTV番組

2023年03月22日 | TV番組関連

一時期は夢中になって見ていたけれど、或る時期から全く見なくなったTV番組というのが在る。見なくなった理由は色々在るが、一番はマンネリだろう。

日本テレビ系列で放送されているトークヴァラエティー番組月曜から夜ふかし動画】。現在は月曜日22時~23時に放送されている(自分が住んでいる地域の放送時間。以降に記す放送時間も同様。)が、以前は月曜の深夜に放送されていた。番組が放送開始となったのは2012年4月9日という事だから、可成り初期から、自分は此の番組を見ていた事になる。

MC村上信五氏とマツコ・デラックス氏で、「世間密かに話題になっている事が書かれた『○○の件』という幾つかのカードから、彼等が何枚か選び出し、其れ等をテーマにしたVTR鑑賞し、2人でトークする。」というスタイル。VTRは一般人へのインタヴューメインで、彼等の一風変わった言動と、其れに対するMC2人の“突っ込み”が面白かった。

だが、何年か前から面白く無くなった。マンネリ化して来たのだ。具体的に言えば、特定の人間を矢鱈と取り上げ、其れが『面白い。』と思い違いしているスタッフの姿勢。」がマンネリ化を助長している様に感じる。其れが好きな視聴者も存在するのだろうけれど、株主優待で暮らす桐谷さんシリーズ
」【動画】や「滑舌が悪い人を調査する件/全国フェフニュース」【動画】、「フェフ姉さんTOEIC受験への道」等の“異常な桐谷広人氏&フェフ姉さん推し”なんぞは典型的。最初の頃こそ未だ面白さを感じられたけれど、執拗に取り上げる中で、此処が笑うポイントですよ!」的演出や感動の押し売り的演出が鼻に付く様になった

同じく日本テレビ系列で火曜日19時~19時54分に放送されているグルメ・ヴァラエティー番組ヒューマングルメンタリー オモウマい店動画】。「値段の安さやサーヴィス独特で、面白い飲食店を紹介する。」という内容で、2019年に特別番組として放送されたのが最初。昨年4月13日からレギュラー放送化され、自分は“初回”から見ていたのだが、特定の人物&其の店の“ごり押し酷くなり、見なくなった。同じごり押しでも“鈴子ママ”【動画】は最初からずっと面白かったが、最初から全く面白く無い人物&其の店のごり押しには、「何処が面白いんだろう?」とうんざり感。「月曜から夜ふかし」と同様、感動の押し売り的演出が目立つ様になったのも、此の番組を見なくなった理由の1つ。

視聴率稼ぐ様になった事で、“便乗企画”が増えた。というのも、見る気が失せる要因になったりする。ドキュメント・ヴァラエティー番組緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦動画】は、そんな番組だ。テレビ東京系列で2017年から不定期放送され、2018年4月22日からは月1ペースで、日曜日に約2時間半放送されている此の番組は、“掻い掘り”をテーマにしたユニークな内容(良い意味で、テレビ東京らしい番組。)で、放送されると良く見ていた。でも、高視聴率を稼ぐ様になってからは、“番宣のゲスト出演”が目立つ様になった。まあ此れ放送局側の思惑も在るだろうし、仕方無いのだろうけれど、AKB48にテーマ曲を歌わせて以降の“AKB48ごり押し”にはうんざり感が。此の番組を見なくなって久しい

テレビ朝日系列で2017年10月4日から放送されているヴァラエティー番組「10万円でできるかな」【動画】。元々は深夜帯に放送されていたが、2019年4月22日からは不定期でゴールデン・タイムに放送されている。「10万在ったら、〇〇が出来るだろうか?」というコンセプトで始まった番組で、サンドウィッチマンがMCを務め、様々なチャレンジをKis-My-Ft2のメンバー達が担当。「笑いだけでは無く、人柄も好きなサンドウィッチマン。」、「個々個性的で、頑張っている姿が応援したくなるKis-My-Ft2。」、そして「“良い意味で”B級感の在る企画。」が魅力的で、初期の頃からずっと見続けて来たのだが、最近はマンネリ感に加え、初期の頃のB級感が失せて来た感じが在り、昔程のワクワク感が無くなって来た。今後も見続ける積りではいるけれど・・・。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2023-03-22 22:08:33
再びこんばんは(笑)
マンネリ感はある意味視聴者側の「成長」ともいえるのではないでしょうかね。
テレビ番組ではないのですが、昔月刊誌を定期購読していたのですが、ある一定期間を過ぎると内容がマンネリに思えて買わなくなることが何度か。
月刊誌の方は一定の読者層をターゲットに編集されているけれど、読者の方が成長するとその内容に飽き足らなくなってしまうのではないかと。
かといって読者の成長に合わせて内容を高めていくと、新しい読者の獲得が難しくなる。
編集側にも読者の側にもそんなジレンマが生じているのではないかと思ったんです。

例えばの話、何かに興味を覚え入門レベルの雑誌を買って1年間読み続けたが、1年経ってまだ同じ程度の内容の記事が続くと、1年で入門レベルの知識を得た読者にはマンネリと見え、応用レベルの内容が欲しくなる。
一方編集側はこれから興味を持つであろう読者を獲得するためには、毎年同じレベルで時流に合わせ目先だけ変えた内容を維持する必要がある、と。

テレビ番組の場合は2匹目のドジョウを狙って、似たような番組だらけになる傾向があり、今はどのチャンネルを回しても、お笑い芸人が面白くもないギャグを大声で叫びまくるワンパターン芸で仕切っている・・・との印象を持ち、ほとんど見なくなってしまいました(苦笑)。
私は彼らの事を「芸人」とは認めず「芸ノー人」つまり芸の無い有名人とひそかに揶揄しています(笑)。
これは地上波だけのことでBSではまた違うのかもしれませんが、地上波よりも高額な受信料等を払ってまで契約する価値があるとも思えず、ニュース番組やいくつかのドラマ、スポーツ中継だけを見ています。
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>悠々遊様 (giants-55)
2023-03-23 00:40:10
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

今回頂戴した書き込みを読ませて貰い、ふっと思い浮かんだ事が在ります。其れは、当ブログで何度か取り上げた事が在る「仮面ライダー・シリーズ(昭和版)」の事です。

第1弾「仮面ライダー」から始まった「仮面ライダー・シリーズ」ですが、シリーズを重ねて行く毎に、第1弾を夢中になって見ていた子供達が成長し、ライダー・シリーズから離れて行った事で、視聴率が低迷します。其処で、“嘗ての子供達の鑑賞にも堪え得る番組”に移行した所、今度は“今の子供達”にとって難解という事で、思った程の視聴率回復を望めなかったとか。此れも又、作り手のジレンマでしょうね。

自分の場合、「笑わせる芸を持つ者=芸人。」、「芸の無い者=御笑いタレント」と区別しています。若くても芸を持つ芸人が居ない訳では在りませんが、哀しいかな極めて少数派ですね。何処が笑うポイントなのかすら判らない連中が、ぞろぞろ出ている地上波には、明るい未来を感じません。
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